ヒップアダクション やり方

美尻を目指せるヒップアブダクションのやり方!効果を高める5つのコツを紹介

2025/05/22

「最近運動不足でお尻が垂れてきた…」
「美しいヒップラインを手に入れたい…」

キュッと引き締まったお尻を手に入れるのに最適な種目がヒップアブダクションです!

筋トレ初心者でも気軽にできるトレーニングなので、女性でも安心してはじめられますよ。

そこでこの記事では

  • ヒップアブダクションで鍛えられる部位
  • ヒップアブダクションの効果
  • マシンを使ったヒップアブダクションの正しいやり方
  • ヒップアブダクションの適切な重量と回数設定
  • ヒップアブダクションの効果を高めるコツ
  • ヒップアブダクションのバリエーション

を解説していきます。

ヒップアブダクションで魅力的なヒップラインを手に入れましょう!

ヒップアブダクションで鍛えられる部位

ヒップアブダクションで鍛えられるのは、主に下記の3つの部位です。

◆ヒップアブダクションで鍛えられる部位

1. 中臀筋(ちゅうでんきん)

中殿筋(ちゅうでんきん)

中臀筋は骨盤と大腿骨をつなぐ筋肉で、脚を外に開く動作に大きく関与しています。

中臀筋が弱いとお尻が横に広がって見えたり、垂れ下がってしまう原因に…

お尻の筋肉の形を整えて引き締めるには、必ず鍛えなければならない部位のひとつですね!

【参考】中臀筋を鍛えて女性らしい魅力的なお尻になれる!自重トレーニングおすすめ動画4本紹介!

2. 小臀筋(しょうでんきん)

小臀筋(しょうでんきん)

小臀筋は股関節の外側、中臀筋の奥にある小さな筋肉で、主に股関節を動かしたり骨盤を安定させて姿勢を良くする役割があります。

小臀筋は奥深くにあるため硬くなりやすい部位で、鍛えておかなければ股関節の動きを鈍らさせてしまうことも。

特に長時間のデスクワークなどは硬くなりやすい傾向にあるので、ヒップアブダクションでしっかりと鍛えておきましょう!

3. 大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)

大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)

大腿筋膜張筋は骨盤の前部分から下に伸びており、太ももの側面を通って腸脛靭帯(ようけいじんたい)に名称が変わって膝についています。

股関節や膝関節の動きに関与し、立ったり歩いたりする動作を安定させる役割を持つ筋肉。

大腿筋膜張筋は、日常生活にも欠かせない部位のひとつですね!
【参考】大腿筋膜張筋を伸ばすストレッチとは?

ヒップアブダクションの5つの効果

ヒップアブダクションの5つの効果 ヒップアダクション やり方

ヒップアブダクションで鍛えると、女性にとって嬉しい効果がたくさんあります。主な効果は下記の5つです。

1. ヒップラインが美しくなる

ヒップアブダクションで鍛えられる中臀筋と小臀筋はお尻の側面にある筋肉。

中臀筋と小臀筋が強化されることで、ヒップアップ効果が期待できます。

さらに筋肉の厚みでお尻が丸くなり、美しいヒップラインを手に入れられますよ!
【参考】ヒップアップに効果的な筋トレメニュー12選

2. ウエストのくびれを強調できる

ヒップアブダクションで鍛えるとお尻が丸くなりボリュームが出るので、ウエストとヒップにメリハリがつきやすくなります。

ウエストのくびれが強調されるので、美しいボディラインを目指せますよ!
【参考】くびれを作るならこの筋トレメニューをやろう!

3. 脚を長く見せる

お尻が垂れていると、後ろから見たときに脚が短く見えてしまうことも…

ヒップアブダクションでお尻を鍛えると、ヒップラインが上がって脚との境目がハッキリします。

結果的に、スラッと長くてきれいな脚に見せる効果がありますよ!

4. 姿勢が良くなる

ヒップアブダクションで鍛えられる中臀筋や小臀筋は、大腿骨と骨盤をつなぐ筋肉。

中臀筋や小臀筋が鍛えられることで、骨盤の位置が安定します。

骨盤が安定することで、姿勢が良くなりキレイな立ち姿になれますよ!

姿勢をよくするならピラティスに通うのもおすすめ!

5. 基礎代謝がアップする

お尻は人の体の中でも大きな面積を占める部位。

お尻を積極的に鍛えることで、基礎代謝がアップします。

1日のエネルギー消費量が多くなるので、結果的に痩せやすい体になれますよ!

マシンを使ったヒップアブダクションの正しいやり方

ヒップアブダクションでもっとも一般的なのはマシンを使ったやり方です。

正しいやり方をマスターして、引き締まった魅力的なお尻を目指しましょう!

マシンに座り、パッドの内側に脚を入れる

マシンを使ったヒップアブダクションの正しいやり方 マシンに座り、パッドの内側に脚を入れる

レバーを引いて、足幅をできるだけ閉じた状態に調整する

マシンを使ったヒップアブダクションの正しいやり方 レバーを引いて、足幅をできるだけ閉じた状態に調整する

両サイドのグリップを握って胸を張る

マシンを使ったヒップアブダクションの正しいやり方 両サイドのグリップを握って胸を張る

膝でパットを押し開くようにして、脚を外側に開く

マシンを使ったヒップアブダクションの正しいやり方 膝でパットを押し開くようにして、脚を外側に開く

脚を開ききったら、ゆっくりと膝を閉じて元の姿勢に戻る

4〜5の動作を繰り返し行う

マシンを使ったヒップアブダクションのコツ

  • 脚を閉じる動作では負荷に耐えるイメージで行う
  • 反動は使わない

ヒップアブダクションの適切な重量と回数設定

ヒップアブダクションの適切な重量と回数設定

ヒップアブダクションの重量と回数は、それぞれの目的によって異なります。

以下の設定を目安にしてみてください。

  • 引き締め目的:15〜20回で限界になる重量を3セット
  • 筋力アップ:8〜12回で限界になる重量を3セット

あなたの目的に合わせて、最適な負荷に調整してみてください。

もちろん、フォームが崩れない重量に設定するのは必須事項ですよ!

ヒップアブダクションの効果を高める2つのコツ

ヒップアブダクションの効果をより高めるには、以下のコツを参考にしてみてください。

ヒップアブダクションの効果を高めるコツ
  1. 背中を丸めない
  2. 脚を完全に閉じない

1. 背中を丸めない

ヒップアブダクションの効果を高める2つのコツ 背中を丸めている間違いシーンヒップアブダクションの効果を高める2つのコツ 背中を丸めていない正しいシーン

マシンを使ったヒップアブダクションでは、背中が丸まってしまうとフォームが不安定になりお尻の筋肉に十分に刺激を与えられません。

しっかりと胸を張り、背中を背もたれにくっつけておくとフォームが安定しやすいですよ!

2. 脚を完全に閉じない

ヒップアブダクションの効果を高める2つのコツ 脚を完全に閉じている間違いシーンヒップアブダクションの効果を高める2つのコツ 脚を完全に閉じていない正しいシーン

マシンを使ったヒップアブダクションでは、完全に脚を閉じると筋肉への刺激が抜けてしまいます。

完全に閉じるギリギリのところで止めて、動作を繰り返すと常に筋肉に刺激を与えられますよ!

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ヒップアブダクションのバリエーション5選【自重・チューブ・ケーブル】

ヒップアブダクションには、自重やトレーニングチューブ、ケーブルを使ったやり方など、さまざまなバリエーションがあります。

ぜひすべての種目をやってみてください!

1. ライイングヒップアブダクション

ライイングヒップアブダクションは、床に横になった姿勢から上の脚を横に開くヒップアブダクションのやり方です。

ヒップアブダクションのバリエーション【自重】1. ライイングヒップアブダクション 開く前ヒップアブダクションのバリエーション【自重】1. ライイングヒップアブダクション 開いた後

ライイングヒップアブダクションの正しいやり方

  1. 床に横に寝て、両膝を伸ばす
  2. 下の腕に頭を置き、上の方の手はお腹の前につく
  3. 膝を伸ばしたまま、上の方の脚を横に開く
  4. 脚を開ききったら、ゆっくりと下ろして元の姿勢に戻る
  5. 3〜4の動作を繰り返し行う
  6. 反対の脚も同様に行う

ライイングヒップアブダクションのポイント

  • つま先は上に向けずに正面に向けておく
  • 上体が前後に倒れないようにする

2. スタンディングヒップアブダクション

スタンディングヒップアブダクションは、立った姿勢で脚を横に開くヒップアブダクションです。

ヒップアブダクションのバリエーション【自重】2. スタンディングヒップアブダクション 開く前ヒップアブダクションのバリエーション【自重】2. スタンディングヒップアブダクション 開いた後

スタンディングヒップアブダクションの正しいやり方

  1. 足を肩幅程度に開いて立つ
  2. 背筋を伸ばして、両手を腰にあてる
  3. 片方の脚を横に開く
  4. 脚を開ききったら、ゆっくりと下ろして元の姿勢に戻る
  5. 3〜4の動作を繰り返し行う

スタンディングヒップアブダクションのポイント

  • つま先が外側に開かないようにする
  • 上体が横に傾かないようにする

3. チューブ・ライイングヒップアブダクション

チューブ・ライイングヒップアブダクションは、足首にバンド状のチューブを引っ掛けて行います。
チューブを引っ掛けた上で横に寝た姿勢で上の脚を開くやり方です。

ヒップアブダクションのバリエーション【チューブ】3. チューブライイングヒップアブダクション 開く前ヒップアブダクションのバリエーション【チューブ】3. チューブライイングヒップアブダクション 開いた後

チューブ・ライイングヒップアブダクションの正しいやり方

  1. 両脚の足首にバンド状のチューブを引っ掛ける
  2. 床に横に寝て、両膝を伸ばす
  3. 下の腕に頭を置き、上の方の手はお腹の前につく
  4. 膝を伸ばしたまま、上の方の脚を横に開く
  5. 脚を開ききったら、ゆっくりと下ろして元の姿勢に戻る
  6. 4〜5の動作を繰り返し行う
  7. 反対の脚も同様に行う

チューブ・ライイングヒップアブダクションのポイント

  • できるだけつま先が外に開かないようにする
  • チューブがたるまないように行うとより効果的

自重でもできますが、さらに負荷が欲しい人はエクササイズバンドを活用するのがおすすめです。

4. チューブ・スタンディングヒップアブダクション

チューブ・スタンディングヒップアブダクションは、立った姿勢で足首にバンド状のチューブを引っ掛け、脚を横に開くヒップアブダクションのやり方。

ヒップアブダクションのバリエーション【チューブ】4. チューブスタンディングヒップアブダクション 開く前ヒップアブダクションのバリエーション【チューブ】4. チューブスタンディングヒップアブダクション 開いた後

チューブ・スタンディングヒップアブダクションの正しいやり方

  1. 両脚の足首にバンド状のチューブを引っ掛ける
  2. 足を肩幅程度に開いて立つ
  3. 背筋を伸ばして、両手を腰にあてる
  4. 片方の脚を横に開く
  5. 脚を開ききったら、ゆっくりと下ろして元の姿勢に戻る
  6. 4〜5の動作を繰り返し行う

チューブ・スタンディングヒップアブダクションのポイント

  • 上体が安定しない場合は椅子や柱につかまって行う
  • つま先は正面に向けておく

5. ケーブル・スタンディングヒップアブダクション

ケーブル・スタンディングヒップアブダクションは、2のスタンディングヒップアブダクションをケーブルを使って行うアブダクションです。

ケーブルで行うことで、よりダイレクトに刺激が入るので初心者にもおすすめです。

ヒップアブダクションのバリエーション【ケーブル】5. ケーブルスタンディングヒップアブダクション 開く前 ヒップアブダクションのバリエーション【ケーブル】5. ケーブルスタンディングヒップアブダクション 開いた後

ケーブル・スタンディングヒップアブダクションの正しいやり方

  1. ケーブルマシンの滑車を一番下にセットし、バンドアタッチメントをつける
  2. ケーブルマシンに対して反対側の足首にアタッチメントをつける
  3. アタッチメントをつけた方の足を少し後ろに下げる
  4. ケーブルマシンの柱につかまる
  5. 膝を伸ばしたまま、脚を横に開く
  6. 横に開ききったら、ゆっくりと下ろして元の姿勢に戻る
  7. 5〜6の動作を繰り返し行う
  8. 反対の脚も同様に行う

ケーブル・スタンディングヒップアブダクションのポイント

  • できるだけケーブルが張った状態で繰り返すと効果的
  • 上半身を動かしたり、反動を使ってやらない

【参考】部位別ケーブルマシンを使った筋トレ24種目

まとめ

ヒップアブダクションの正しいやり方や効果、効果を高めるコツについてご紹介しました。

ヒップアブダクションでお尻を鍛えると、ヒップラインをキレイにしてくびれを目立たせ、脚も長く見えやすくなります。

さらに骨盤が安定して姿勢が良くなったり、基礎代謝もアップするのでダイエットにもおすすめですよ。

ヒップアブダクションの効果を高めるには以下のコツを意識しておいてください。

  • 姿勢が崩れないように、背もたれに背中をくっつけて行う
  • 完全に脚を閉じずに、閉じてしまうギリギリのところで止めて動作を繰り返す

ヒップアブダクションで魅力的なヒップラインを手に入れましょう!

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