ピラティスとヨガの違いとは
ピラティスとヨガの具体的な違いを知ることは、自分に最適なエクササイズを選ぶために重要です。
ピラティスとヨガの主な違いを項目ごとにみていきましょう。
ピラティス | ヨガ | |
---|---|---|
発祥 | リハビリテーションとして開発 | インドで生まれた伝統的な修行法 |
目的 | 体幹強化 姿勢改善 身体機能の向上 |
心身の調和 精神的な安定を目指す |
呼吸法 | 鼻から吸って口から吐く 胸式呼吸 |
鼻から吸って鼻から吐く 横隔膜呼吸が中心 |
動作の特徴 | 体幹を意識した動的な動き | ポーズ(アーサナ)の保持が中心 |
必要な道具 | マット マシンやボール等も使用 |
主にマットのみ |
以下では、ピラティスとヨガの基本的な違いを詳しく解説します!
違い1:ピラティスとヨガの定義と特徴
ピラティスは、インナーマッスル(身体の内側にある筋肉)を重点的に鍛えることを目的としたエクササイズです。
ピラティスの主な特徴は、骨格や筋肉の動きを意識すること。
筋肉の動きを意識すると姿勢改善で、美しいボディを目指せますよ。
一方、ヨガは数千年の歴史を持つ伝統的な運動法で、瞑想や呼吸法を重視しながら心身の調和を目指すエクササイズです。
ヨガの主な特徴としては、筋肉のストレッチと呼吸の連動を重視し、ポーズの保持を中心に行いますよ。
両者は一見似ているように見えますが、大きな違いがあります。
ピラティスが身体的な側面に重点を置いているのに対し、ヨガは身体の健康に加えて精神的な充実も重視していますよ。
違い2:ピラティスとヨガの効果の違い
ピラティスで最も鍛えられるのは、インナーマッスルです。
参考:インナーマッスルとは?
体幹を支える深層筋が鍛えられることで、自然と姿勢が良くなり、体のゆがみも改善されていきます。
体幹の引き締め効果も高く、見た目の変化も期待できますよ。
一方でヨガの最大の特徴は、心身のリラックス効果を重視する点。
呼吸法と組み合わせた身体の様々な部分にアプローチするポーズが、ストレス解消や自律神経の調整に役立ちます。
また、ヨガポーズの実践は、全身の柔軟性アップにもつながっていきますよ。
ピラティスとヨガに共通する4つのメリット
ピラティスとヨガは、異なるアプローチながら共通して多くの健康効果をもたらすエクササイズです。
どちらも運動初心者から始めやすく、続けることで体と心に嬉しい変化を感じられますよ。以下で、ピラティスとヨガに共通する4つのメリットを詳しく紹介します。

ピラティスとヨガに共通するメリット
メリット1. 代謝をアップさせる
ピラティスとヨガでは、深い呼吸と筋肉の連動を意識するため、基礎代謝が向上しやすくなります。
特に体幹を鍛えることは、全身の筋肉を効率よく働かせるのに効果的。
代謝アップは、日常生活でのエネルギー消費を増加させ、健康的に痩せやすい体づくりをサポートします。
メリット2. 血行を促進する
ピラティスとヨガでは深い呼吸とゆったりとした動きを組み合わせます。
結果として、血液循環が良くなり、女性の悩みとして多い冷え性やむくみの解消につながりますよ。
老廃物の排出もスムーズになるため、肌のトーンアップやリフレッシュ効果も期待できます。
メリット3. 心身のバランスを整える
ピラティスとヨガは、呼吸を深めながら自分の体と向き合うため、リラックス効果が高く、心身の調和を取り戻せます。
ストレスが多い現代社会でメンタルケアにも役立つ点が共通のメリットですね。
メリット4. 継続的な実践が効果につながる
ピラティスもヨガのどちらにおいても一番大切なのは、継続することです。
習慣化によって、体と心のポジティブな変化を実感できるようになります。
特にピララティスやヨガで鍛えられる筋力や柔軟性は、日常生活での疲れにくさにつながります。
ピラティスとヨガはどんな人におすすめ?
運動目的や体力レベル、生活スタイルによって、ピラティスとヨガの選び方は大きく変わってきます。
自分の体のコンディションに合った選択のために、以下で解説するおすすめな人の特徴をぜひ参考にしてくださいね。
短期間で効果を実感!ピラティスがおすすめな人の特徴
ピラティスは、体幹トレーニングを中心としたエクササイズです。
特に筋肉をつけたい方や短期的なダイエット効果を期待する方など、目標を持って体づくりに取り組みたい方におすすめ。
以下のチェックリストに一つでも当てはまる方は、ピラティスにチャレンジしてみると良いですよ。
- 効率的なボディメイクを目指したい方
- 「運動をした」という実感が欲しい方
- 体幹を鍛えて姿勢改善したい方
- 体の特定の部分を意識的に鍛えたい方
- 集中的に痩せたい方
- 筋トレと組み合わせて運動効果を高めたい方
運動が苦手な初心者でもOK!ヨガがおすすめな人の特徴
ヨガは、激しい運動と異なり、呼吸とポーズに意識を集中させます。
体を大きく動かすポーズから、座ったままできる簡単な動作まで様々な動きがあるため、自分のペースでゆっくりと体を慣らすことが可能。
運動初心者の方やメンタルケアを重視したい方など、長期的な健康維持目標とする方にとって最適なエクササイズですよ。
- 運動が苦手で、まずは体を動かすことから始めたい方
- ストレス解消やリラックス効果を求めている方
- 柔軟性を高めたい方
- 心身のバランスを整えたい方
- 自分のペースでゆっくり進めたい方
- 呼吸法や瞑想に興味がある方
ピラティスとヨガは筋トレとどう違うの?
「ピラティスやヨガは、筋トレの代わりになるの?」このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、ピラティスやヨガと比較すると、筋トレには異なる特徴があります。ここでは、下記2つの観点から詳しく違いを見ていきましょう。
1. 強度の違い
ピラティス、ヨガ、筋トレは、それぞれ運動強度が異なります。表は、一般的な強度の目安を示したものです。
ピラティス | 筋トレ | ヨガ | |
---|---|---|---|
消費カロリー (60分) |
180〜240kcal | 240〜360kcal | 150〜300kcal |
強度 | 中程度の強度 | 中〜高強度 | 低〜中程度の強度 |
負荷の特徴 | 持続的な負荷 | 瞬発的な負荷 | ポーズにより強度変化 |
疲労度 | 疲労は少ない | 疲労が大きい | 緩やかな負荷 |
ピラティスとヨガは、運動初心者でも取り組みやすく、翌日に疲労が残りにくい運動です。
一方で、筋トレは高い強度で筋肉に大きな負荷をかけるため、効果的な筋肉の成長には回復期間が必要。
ただし、ヨガの中にも強度の高いスタイルがあり、例えばホットヨガやパワーヨガは運動強度が高く、消費カロリーも多くなります。
ヨガでのカロリー消費量や負荷の度合いは、スタイルによって大きく異なる点を理解しておきましょう!
2. 筋肉の使い方の違い
ピラティス、ヨガ、筋トレはそれぞれ異なった筋肉の使い方をします。各エクササイズの筋肉の使い方の違いを詳しく見ていきましょう。
1. ピラティスではインナーマッスルが使われる
ピラティスは体幹を中心に、深層部にあるインナーマッスルを鍛えます。
腹横筋や多裂筋などが強化され、身体の中心を支える力が高まっていきますよ。
2. ヨガではインナーマッスルとアウターマッスルが使われる
ヨガでは全身の筋肉を使いながら、主にインナーマッスルを鍛えますが、ポーズによってはアウターマッスル(体の表面の筋肉)も活用。
体全体を柔らかくしなやかに使い、体幹を含む全身の筋肉をバランスよく伸ばしていきます。
筋肉を大きくするよりも、筋肉を緩めたり、関節の可動域を広げたりする運動と認識しておきましょう。
3. 筋トレではアウターマッスルが使われる
筋トレは主にアウターマッスルをターゲットにし、見えている筋肉の肥大や力の向上が目的。
重い負荷をかけることで、筋肉を効率的に鍛え、見た目的にシュッと引き締まった体を作れます。
筋トレでは、特に大きな筋肉(脚、背中、胸など)を重点的に鍛えることが多く、短時間かつ高強度である点が特徴です。
ピラティスとヨガに関するよくある質問
Q. ピラティスとヨガ、ダイエット効果があるのはどちらですか?
A:目的によって異なります。
短期的な痩身ならピラティス、継続的な体型維持ならヨガがおすすめですよ。
Q. ピラティスとヨガは両方やっても大丈夫ですか?
A:問題ありません。むしろ相乗効果が期待できます。
特に、ヨガの瞑想やリラクゼーションの側面が、ピラティスのトレーニングによって得られる身体的な強さと相まって、より健康的な体力や精神を養えますよ。
Q. 筋トレと組み合わせたい場合、ピラティスとヨガで相性が良いのはどちらですか?
A:体幹を鍛え、筋力の向上を図りたいのであれば、ピラティスの方が相性が良いですよ。
一方で、柔軟性や全体のリラックスを重視する場合はヨガが適しているため、個々の目標やライフスタイルに応じて選択することが大切です。
ピラティスとヨガの違いを理解して、自分に合ったエクササイズを選ぼう!
ピラティスとヨガはどちらも体幹を強化し、柔軟性を高めるエクササイズですが、目的やアプローチが異なります。
ピラティスの特徴は、
- 姿勢改善
- 筋肉の引き締め
- 体幹の強化
を主な目的とする点です。
一方、ヨガの特徴は、
- 心身の調和を重視する
- リラックス効果が高める
- 柔軟性アップを目指す
という点を重視します。
ダイエットや筋力アップが目的ならピラティス、心のリフレッシュや柔軟性向上が目的ならヨガが適していますよ。
目的や好みに合わせて最適なエクササイズを選び、健康的で美しい心と体を手に入れてくださいね。