▼今回紹介する可変式ダンベル▼
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可変式ダンベルを選ぶ上で重要な4つのポイント
可変式ダンベルを選ぶ際には、主に以下の4つのポイントに注目する必要があります。
後悔しないように選び方を把握しておきましょう。
1. 初心者・女性は最大20kgのダンベルがおすすめ

重量選びは可変式ダンベル購入の最重要ポイントです。
一般的には、以下のような重量の選び方をしましょう。
初心者・女性の場合(最大20kgクラス)
- 開始重量:2~5kg
- 最大重量:20kg前後
- 調整幅:1~2.5kg刻み
上記の重量帯であれば、基本的な筋力トレーニングのほとんどをカバーできます。
上半身の引く動作(ローイング)や押す動作(プレス)、下半身のスクワットなども無理なく行えますよ。
中級者・上級者の場合(最大40kgクラス)
- 開始重量:4~5kg
- 最大重量:32~40kg
- 調整幅:2~4kg刻み
パワフルなトレーニングを目指す方やすでに筋トレ経験がある方におすすめです。
デッドリフトやスクワットなど、大きな筋群を使う種目も本格的に取り組めます。
2. 価格・コスパは自分のレベルと目的で選ぼう

可変式ダンベルの価格帯は大きく3つに分かれます。
1.エントリークラス(5,000円台)

出典:Amazon
- メリット:初期投資を抑えられる
- デメリット:耐久性や安全性に不安が残る
- 向いている人:まずは試してみたい初心者
2.スタンダードクラス(2~4万円台)

出典:Amazon
- メリット:信頼性とコストのバランスが良い
- デメリット:最大重量が20kg程度に限られることが多い
- 向いている人:本格的に始めたい初中級者
3.プレミアムクラス(5万円以上)

出典:Amazon
- メリット:高い耐久性と安全性、スムーズな重量調整
- デメリット:初期投資が大きい
- 向いている人:長期的な使用を考えている中上級者
3. 可変のしやすさ重視の人はダイヤル式・アジャスタブル式がおすすめ

可変式ダンベルの重量調整方式は、トレーニングの効率性や使い勝手に大きく影響する重要なポイントです。
主な方式は「ダイヤル式・アジャスタブル式」「ブロック式」「カラー式」の3種類があり、それぞれに特徴があります
1. ダイヤル式・アジャスタブル式
出典:Amazon
- 特徴:ダイヤルを回すだけで重量調整が可能
- メリット:素早く簡単に重量変更できる
- デメリット:機構が複雑で価格が高めになりやすい
2. ブロック式
出典:Amazon
- 特徴:必要な重量のブロックを選んで装着
- メリット:シンプルな構造で故障が少ない
- デメリット:重量変更にやや時間がかかる
3. カラー式
出典:Amazon
- 特徴:ナットを回して重量プレートを固定
- メリット:安価で信頼性が高い
- デメリット:重量変更に手間がかかる
4.プレス系種目で失敗しないために側面形状も注目!

オンザニー動作を重視する場合の可変式ダンベル選びは、プレートの側面形状が重要なポイントになります。
ダンベルプレスやショルダープレスなど、上半身のトレーニングでは、スタートポジションに可変式ダンベルを持っていく際、「オンザニー」と呼ばれるテクニックを使用することが一般的。
プレス系種目でオンザニー動作をスムーズに行うためには、可変式ダンベルの側面形状が平らなことが重要です。
ただし、以下のような設計のモデルはオンザニー動作に適していません。
- 側面からシャフトが突き出ているタイプ
- 重量調整用のダイヤルが飛び出ているタイプ
- 側面に凹凸があるタイプ
上記の形状では、太ももの上でダンベルが不安定になり、スタートポジションまでの軌道も定まりにくくなってしまいます。
ブロック式は側面が平らなものなので、スムーズなオンザニー動作ができますよ。
初心者・女性向けおすすめ可変式ダンベル3選
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メーカー | DoubleTT | Eisenlink | STEADY |
重量範囲 | 2.75~10kg | 1~16kg / 2~20kg / 2~36kg | 1~2.5kg / 2~5kg / 3~7.5kg / 3.5~10kg / 5.5~15kg / 8.8~25kg |
調整方式 | カラー式 | カラー式 | カラー式 |
今すぐ購入 |
それでは、用途別におすすめの可変式ダンベルをご紹介します。
実際の使用感やユーザーレビューを踏まえて、紹介するので参考にして下さい。
DoubleTT1.可変式ダンベル

参考価格7,880円
- 工場直接取引による圧倒的なコストパフォーマンス
- シリコンリング付属による床への配慮
- 未使用の重りプレートの収納方法を考えないといけない
- 最大重量が10kgまでのため、長期的な筋力アップを目指す方にとっては物足りない
DoubleTTの可変式ダンベルはスチール製で最大10kgまで調整可能な多機能ダンベルです。
高品質な一体成型のプレートと独自のナットレスデザインにより、素早い重量調整が可能。
2.75kgから段階的に重量を変更でき、初心者から上級者まで幅広く対応できます。
シンプルで洗練された外観と省スペース設計により、インテリアとしても映えるホームジム用ダンベルとして人気ですよ。
重量範囲 | 2.75-10kgx2セット |
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調整の刻み幅 | 4段階 |
調整方式 | カラー式 |
サイズ | 幅27×奥行10×高さ10(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、日本語取扱説明書付き |
Eisenlink2.可変式ダンベル

参考価格12,999円
- 堅牢性が高く破損しにくい純鋼製の本体
- 2kg刻みの細かい重量調整が可能
- グリップが長く太いため、握力の弱い人には使いづらい
- 重量表示がないため、現在の重さが瞬時に分かりにくい
Eisenlinkの可変式ダンベルは純鋼鋳造の本体に静電塗装加工を施した高品質な可変式ダンベルです。
4kgから20kgまで2kg刻みで9段階の重量調整が可能。
さらに、革新的な調整システムにより、ボルトを少し緩めるだけで重量変更ができます。
シンプルで洗練された外観は、ホームジムのアクセントとしても最適ですよ。
重量範囲 | 16kg×2セット、20kgx1、36kgx1 |
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調整の刻み幅 | 【16kgセット】:1kg刻みで15段階の調節可能 【20kg】:2kg刻みで9段階の調節可能 【36kg】:2kg刻みで17段階の調節可能 |
調整方式 | カラー式 |
サイズ | 幅47×奥行27×高さ27(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、取扱説明書 |
STEADY3.可変式ダンベル(クローム加工)

参考価格15,090円
- デザイン性に優れたクロームメッキ仕上げで、インテリアになじむ
- プレートの取り外しが容易で、トレーニング部位に応じた重量調整が簡単
- トレーニング中の重量変更に手間がかかる
- ダンベルグリップの滑り止め加工が不十分で、握りづらい場合がある
STEADYの可変式ダンベル(クローム加工)は、スタイリッシュなクロームメッキ仕上げを施した省スペース設計の多機能ダンベルです。
高品質な精密切り出し加工により、回すだけで簡単に重量調整が可能。
さらに、別売りのジョイントシャフトでバーベルとしても使用でき、保護用ゴムリングで床への配慮も万全ですよ。
重量範囲 | 2.5~25kgx2セット |
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調整の刻み幅 | 【2.5kg】1~2.5kg 【5kg】2~5kg 【7.5kg】3~7.5kg 【10kg】3.5~10kg 【15kg】5.5~15kg 【15kg】5.5~15kg 【25kg】8.8~25kg |
調整方式 | カラー式 |
サイズ | 幅29×奥行10×高さ10(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、取扱説明書 |
コスパ重視派向けおすすめ可変式ダンベル4選
商品画像 | ![]() |
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メーカー | Wout | créer | BARWING | STEADY |
重量範囲 | ~10kg / ~20kg | 5kg~20kg | ~24kg、~40kg | 2.5~12.5kg, 2~20kg |
調整方式 | カラー式 | カラー式 | ダイヤル式 | アジャスタブル式 |
今すぐ購入 |
Wout1.可変式ダンベル

参考価格4,580円
- ポリエチレン製で床を傷つけにくく、静音性に優れている
- コストパフォーマンスが高く、初心者向けの手頃な価格設定
- 留め具が緩みやすく、使用中に重りが緩む可能性がある
- 直射日光で変形する可能性があり、保管場所に注意が必要
Woutの可変式ダンベルは、ポリエチレン製の8角形状で床への優しさと転がり防止を実現した多機能ダンベルです。
2023年11月の仕様改善でワンタッチロックの強度を向上し、環境と人体に優しい自然由来成分による油膜コーティング処理を採用。
充実した日本語マニュアルと日本人スタッフによるサポート体制も整備しています。
重量範囲 | 10kgx2セット、15kgx2セット、20kgx2セット(プレート単体売りも可) |
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調整の刻み幅 | 1kg, 1.25kg, 2kg, 3kgで刻むことが可能 |
調整方式 | カラー式 |
サイズ | 幅58×奥行23×高さ23(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、日本語取扱説明書、日本語トレーニングマニュアル |
créer2.可変式ダンベル

参考価格4,580円
- 12角形プレートで転がりにくく、安定性が高い
- ポリエチレン製で床を傷つけにくく、錆びの心配がない
- 留め具が緩みやすく、使用中の安全性に注意が必要
- プレートが大きく、収納スペースを取る
Créerの可変式ダンベルは、12角形プレートを採用することで安定性と見た目を両立した多機能ダンベルです。
7パターン以上の重量調整が可能で、ポリエチレン製の本体は床への優しさと錆びにくさを実現。
滑り止めグリップ採用で、快適な筋トレ環境を提供します。
重量範囲 | 5kgx2セット、10kgx2セット、20kgx2セット |
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調整の刻み幅 | 1.25kg, 1.5kg, 2kgで刻むことが可能 |
調整方式 | カラー式 |
サイズ | 幅46.5×奥行22.5×高さ22.5(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式 |
BARWING3.可変式ダンベル

参考価格21,800円
- 重量変更が素早く簡単で、トレーニングの効率が良い
- 15段階の細かい重量調整で、家族での共有にも最適
- 一部のプレートが固定されず落下する可能性がある
- 製品の品質にばらつきがあり、破損やヒビが見られることがある
BARWINGの可変式ダンベルは、重量誤差を約±300g以内まで軽減した高精度な可変式ダンベルです。
調節ノブを回すだけで3秒での重量変更が可能で、15段階の細かい重量調整に対応。
キログラム表記で分かりやすく、新聞紙半分程度のコンパクトな収納サイズなのは嬉しいポイントですね。
重量範囲 | 24kg×2セット、40kgx2セット |
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調整の刻み幅 | 15段階 |
調整方式 | ダイヤル式 |
サイズ | 幅42×奥行20.3×高さ20(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式 |
STEADY4.可変式ダンベル

参考価格29,990円
- 1秒での素早い重量変更で、効率的なトレーニングが可能
- 高品質な日本メーカーで保証もあり、安心して使用できる
- トレーニング中にカチャカチャと音が出ることがある
STEADYの可変式ダンベルは、つまみのスライドで1秒での重量変更を実現した革新的なダンベルです。
2kgから20kgまで7段階の重量調整が可能で、本格派ジムで支持されるダイヤローレット加工グリップを採用。
マットブラックの高級感あるデザインと幅約40cm×高さ17cmのコンパクトな設計です。
重量範囲 | 20kgx2セット、12.5kgx2セット(単体売りもあり) |
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調整の刻み幅 | 【12.5kg】2.5~12.5kg 【20kg】2~20kg |
調整方式 | アジャスタブル式 |
サイズ | 幅34.5×奥行16×高さ16(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、取扱説明書 |
本格派・上級者向けおすすめ可変式ダンベル6選
FLEXBELL1.可変式ダンベル

参考価格38,380円
- 2kg刻みの細かい重量調整で、部位ごとの適切な負荷設定が可能
- 高級感のあるデザインで転がりにくく、省スペース性に優れている
- 価格帯が比較的高めに設定されている
- 一部にエッジの鋭い箇所があり、可動域に注意が必要
FLEXBELLの可変式ダンベルは、スウェーデン発の洗練された新モデルで、2kgから20kgまで2kg刻みの10段階重量調整が可能。
幅18×長さ35×高さ17cmのコンパクトなサイズながら、素早い重量設定で種目やコンディションに合わせたトレーニングができます。
シックな黒のデザインと高級感のある外観で、モチベーション維持にも貢献する上質なダンベルですよ。
重量範囲 | 20kg、32kg、36kg(セット売りもあり) |
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調整の刻み幅 | 2kg刻み |
調整方式 | アジャスタブル式 |
サイズ | ダンベルのみ:幅18×長さ35×高さ17(cm) ダンベル+台座:幅19×長さ40×高さ18(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、取扱説明書 |
PROVERBELL2.可変式ダンベル

参考価格28,400円
- 片手でシャフトを回すだけの簡単な重量調整システム
- 1.5kg刻みの細かい重量設定と最大41.5kgまでの広い可変域
- 底面が平らでないため、床に置くと転がりやすい
- 保証のために大きな梱包箱の保管が必要
PROVERBELLの可変式ダンベルは、シャフトを回すだけで簡単に重量調整ができる革新的なダンベルです。
1.5kg刻みの細かい重量設定が可能で、最大41.5kgまでの幅広い重量範囲に対応。
高級感のあるスタイリッシュなデザインと、頑丈な作りで長期使用にも耐える品質を実現。
ローレット加工のグリップで滑りにくく、本格的なトレーニングをサポートします。
重量範囲 | 23.5kg、32.5kg、41.5kg(セット売りもあり) |
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調整の刻み幅 | 1.5kg刻み |
調整方式 | アジャスタブル式 |
サイズ | ダンベルのみ:幅35.5×奥行19.3×高さ19.3(cm) 台座:幅41.8×奥行23.5×高さ13(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、取扱説明書 |
MOJEER3.可変式ダンベル

参考価格12,999円
- 3秒での素早い重量変更で、トレーニングの効率が良い
- コストパフォーマンスが高く、ジム通いと比べて経済的
- ロックピンがプラスチック製で耐久性に不安がある
- メーカーの明確性とアフターサポートに不安が残る
MOJEERの可変式ダンベルは、2.5kgから24kg(40kgモデルは5kgから40kg)まで15段階(17段階)の重量調整が可能な多機能ダンベルです。
ダイヤルを回すだけで3秒での重量変更を実現し、ラバーカバーシャフトと特殊塗装による耐摩擦性で快適な使用感があります。
重量範囲 | 2.5-24kg/5-40kg |
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調整の刻み幅 | 15/17段階 |
調整方式 | ダイヤル式 |
サイズ | 幅50×奥行20×高さ20(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、日本語取扱説明書付き |
DELTA FITNESS JAPAN×BYZOOM FITNESS4.DELTA アジャスタブルダンベル

参考価格159,800円
- 10万サイクルの耐久テストをクリアした抜群の耐久性
- 6.5kgから45.3kgまでの幅広い重量調整が可能
- スタンドは別売り
- 高性能な分、コストが高め
DELTAの可変式アジャスタブルダンベルは、6.5kgから45.3kgまで18段階の重量調整が可能なプロ仕様のダンベルです。
3メートルからの落下テストや300kgの負荷耐久テストなど、10万サイクルの耐久テストをクリアした堅牢な設計が特徴。
SPORTEC 2024でも展示され、その性能が認められた信頼性の高い製品で、1年間の保証付きで安心して使用できます。
重量範囲 | 6.5~45.34kg×2セット |
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調整の刻み幅 | 6.5~45.3kgまで18段階で調整可能 |
調整方式 | アジャスタブル式 |
サイズ | 幅46.4×奥行24×高さ24(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、取扱説明書 |
TOP FILM 5.ブロックダンベル

参考価格36,480円
- 3秒での素早い重量調整で、スーパーセットやドロップセットに最適
- コンパクトかつフラットな構造で、オンザニーも快適に実施可能
- 重量調整時にピンの差し替えが必要で、やや手間がかかる
- グリップに特有の臭いがあり、使用開始時は気になる場合がある
TOP FILMのブロックダンベルは、20kg(23kg)と40kg(42kg)の2モデルをラインナップを展開。
A3用紙サイズのコンパクト設計で、両サイドがフラットな構造によりオンザニートレーニングにも対応。
1年間の製品保証付きで、プロからビギナーまで幅広いユーザーに対応する高機能なダンベルですよ。
重量範囲 | 32kgx2セット、42kgx2セット |
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調整の刻み幅 | 【23kgセット】:6.8kg~22.7kgまで12段階で調節可能 【42kgセット】:7.1kg~41.6kgまで24段階で調節可能 |
調整方式 | ブロック式 |
サイズ | 幅31.8×奥行19.2×高さ19.2(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、取扱説明書 |
BARWING6.ブロックダンベル

参考価格39,800円
- 45段階の細かい重量調整で、幅広いトレーニングに対応
- アナログ式の堅牢な構造で、故障のリスクが少ない
- ハンドルコア内のウエイトの出し入れがやや困難
- 使用時に完全な無音ではなく、若干の音が発生する
BARWINGのブロックダンベルは、3kgから41.5kgまで45段階の重量調整が可能な高機能ダンベルです。
磁石式ロックピンを差し込むだけの2ステップ操作で瞬時に重量変更が可能で、直感的なキログラム表記を採用しています。
プレートが縦型に収納される省スペース設計で、最大重量時でも幅37cmのコンパクトさを実現。
重量範囲 | 3~41.5kg |
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調整の刻み幅 | 0.5~2kg刻み |
調整方式 | ブロック式 |
サイズ | 幅37×奥行21.5×高さ21.5(cm) |
セット内容 | ダンベル本体一式、取扱説明書 |
可変式ダンベルのメリット・デメリット

可変式ダンベルのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。これから購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
可変式ダンベルのメリット3つ
メリット1. 圧倒的な省スペース性が魅力
可変式ダンベルの最大の特徴は、複数の重量のダンベルを1台に集約できる点です。
例えば、2kgから20kgまでのダンベルをバラバラに購入すると大きなスペースが必要になりますが、可変式なら1台で済むため、マンションやアパートでも余裕を持って設置できますよ。
また、使わない時はクローゼットや押入れにすっきりと収納可能。
近年のモデルは洗練されたデザインが多く、リビングに置いてもインテリアの邪魔になりにくいのも特徴です。
メリット2. 長期的に見た優れたコスパ
初期投資は必要ですが、バラバラにダンベルを購入する場合と比べると、総額で30-50%程度の節約が可能です。
さらに、筋力の向上に合わせて重量を増やしていけるため、追加購入の必要性が低いのもポイント。
メンテナンス費用も最小限で済むため、長期的な視点では非常に経済的です。
メリット3. 効率的なトレーニングが可能
3つ目の可変式ダンベルのメリットは、トレーニングの効率化です。
筋トレ種目ごとに素早く重量調整ができるため、スーパーセット(異なる重さの種目を連続で行う)もスムーズに実施可能。
また、細かな重量設定により、段階的な負荷増加が実現できるため、効果的な筋力トレーニングが行えます。
参考:ダンベル筋トレメニュー22選!部位別1週間メニューや効果を高めるコツも紹介
可変式ダンベルのデメリット2つ
デメリット1. 比較的高額な初期投資
品質の良い製品を選ぶ場合、2万円以上の投資が必要になります。
また、専用スタンドなどの付属品が別売りの場合もあり、追加コストが発生する可能性も。
安価な製品を選ぶと耐久性に不安が残るため、予算は慎重に検討する必要があります。
デメリット2. 通常のダンベルより大きめのサイズ感
可変式ダンベルは、軽い重量を使用する場合でも本体サイズは変わりません。
そのため、胸の前で寄せるフライ系の種目がやりづらい場合があります。
また、持ち手部分が太めのため、手の小さな女性には握りづらいことも。
上記ように、可変式ダンベルには明確なメリット・デメリットがあります。
自分のトレーニング目的や生活環境に合わせて、総合的に判断することが、満足度の高い選択につながりますよ。
1人での筋トレが長く続かない人は可変式ダンベルを買うよりも、パーソナルジムに行って筋トレをした方がお得です!
参考:自分が住んでいるエリアのパーソナルジムおすすめをみる!
まとめ:可変式ダンベル選びで失敗しないために
可変式ダンベルは、適切に選択することで自宅トレーニングの質を大きく向上させることができます。
最後に、選び方のポイントを簡潔にまとめておきましょう。
- 最大重量20kgクラスから始める
- スタンダードクラス(2~4万円台)がおすすめ
- 操作が簡単なダイヤル式を選ぶ
- 有名ブランドの製品を選んで安全性を確保
- 最大重量32~40kgクラスを検討
- プレミアムクラスへの投資を考える
- 耐久性重視でブロック式も候補に
- 専用スタンドの併用を推奨
購入前の最終チェックポイント
-
目的の明確化
どんなトレーニングを行いたいか、目標を具体的にイメージしましょう。 -
スペースの確認
設置場所と収納スペースを事前に測っておきましょう。 -
予算の設定
付属品も含めた総額を考慮して予算を組みましょう。 -
レビューのチェック
実際の使用者の声を参考に、製品の特徴や注意点を確認しましょう。
可変式ダンベルは、適切に選択し、正しく使用することで、長期的な筋力トレーニングのパートナーとなります。
この記事で解説した選び方のポイントを参考に、あなたに最適な一台を見つけてくださいね!
▼今回紹介した可変式ダンベル▼
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