マッサージガンとは
マッサージガンは、高速で振動するアタッチメントを筋肉に当てることで、筋膜リリースや血行促進などの効果を得られる器具です。
速いリズムでの振動が筋肉の深部まで届き、プロのマッサージに近い効果を自宅で手軽に得られることから、近年急速に人気が高まっています。
マッサージガンの主な効果として、研究によると以下のような効果があります。
マッサージガンの主な効果
- 適切に使用することで筋肉痛が出にくくなる
(Bakhtiary et al., 2007/Lu et al., 2019) - 一時的な痛みを和らげる
(Lundeberg et al., 1984) - 筋膜の緊張を和らげて関節の可動域を広げる
(Virginia et al., 2020)
- 適切なウォームアップで無酸素パワー(運動パフォーマンス)が向上
(Virginia et al., 2020)
マッサージガンを買ったけど効果がない?プロが教える正しい使い方の基本
「買ったはいいけど効果を感じない」「痛くて続けられない」という悩みをお持ちの方は、使い方に問題があるかもしれません。まずは基本的な使い方をマスターしましょう。
1. マッサージガンは週2~3回から1回10分未満で使う
マッサージガンの効果を最大化するためには、適切な時間と頻度で使用することが重要です。
部位ごとの推奨時間は下記の表にまとめてある通り。
部位 | 推奨時間 | 注意点 |
---|---|---|
大きな筋肉 (太もも・お尻) |
30~60秒 | 体が大きい人やハリが強い人は60~90秒が効果的 |
小~中サイズの筋肉 (ふくらはぎ・肩) |
20~40秒 | 細身の方は30秒程度で十分 |
デリケートな部位 (首・顔) |
10~20秒 | 触れる程度の圧迫で |
1回の利用では5~10分程度を目安にしましょう。初めて使用する方は短い時間から始めて、徐々に慣らしていくことをおすすめします。
マッサージガンの使用頻度として、始めは週2~3回始めるといいです。
また、下記のようなタイミング・頻度で使うのもおすすめですよ。
- 激しい運動後のケアには運動直後と24時間後
- 慢性的な肩こりや腰痛には毎日1回
※ただし、同じ部位への連続使用は避ける。
効果を実感するまでには個人差がありますが、継続的に使用することで2~3週間程度で変化を感じる方が多いです。
2. マッサージガンの強度は圧の強さ・振動スピード・ストロークの長さで決まる
圧の強さ・振動スピード・ストロークの長さの3要素で決まります。
「マッサージガンの強度」とは、ひとつの要素ではなく、次の3つの要素が組み合わさったものです。
- 圧の強さ(どのくらい押し当てるか)
- 振動スピード(1分間の打撃回数)
- ストロークの長さ(ヘッドの上下動の幅)
上記3要素のうちストロークの長さは商品により固定されているため、実際に使用者が調整できるのは主に「圧」と「振動スピード」。
また、力の入れ具合などを感じ、脳に情報を伝える役割を持つ固有受容器は刺激の強さが異なるため、目的に応じては「弱い圧」の方が効果的な場合もあります。
【参考】固有受容器ってなに?

木下 敦史
理学療法士
「強く当てた方が効く」と思われがちですが、強く押し当てすぎると、筋肉が反発して逆に緊張したり、神経が過敏になってしまうことがあります。
一方で、弱い圧でも十分な効果が得られるケースもあり、固有受容器(筋紡錘・ルフィニ終末・パチニ小体など)を適切に刺激することで、筋肉の緩和や神経の調整を狙うことができます。
大切なのは「強さ」ではなく、目的に合った刺激を選ぶこと。気持ちいいと感じる程度が、身体にとって無理のない、適切な刺激の目安になります。
3. アタッチメント別の特徴を理解して使い分ける
マッサージガンには複数のアタッチメントが付属していることが多く、それぞれ目的や部位によって使い分けるのが効果的。
特に球型は万能タイプなので、太もも・お尻・背中などの大きな筋肉群に最適です。
また、U字型は骨を避けて筋肉のみを刺激できるため、すね・前腕・背骨周辺に使用できます。
筒型は足裏の他にコリのあるところにピンポイントで狙えます。
初心者は球型から始め、慣れてきたら他のアタッチメントも試してみましょう。
シーン別マッサージガンの使い方
用途や生活スタイルに合わせた効果的な使い方を紹介します。
▼シーン別マッサージガンの使い方
シーン1. デスクワークしている人ができるマッサージガンの使い方
長時間のデスクワークによる肩こりや腰痛は、短時間のマッサージガンケアで大幅に改善できます。
仕事の休憩時間でできるマッサージガンの使い方
- U字型アタッチメントを取り付ける
- 僧帽筋にアプローチ
- U字型アタッチメントを縦にして僧帽筋を挟むように当てる
- 横にゆっくりとスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 小胸筋(胸の筋肉)にアプローチ
- U字型アタッチメントを横にして少し圧を加えながら鎖骨下の大胸筋に当てる
- 横にゆっくりとスライドさせながら行う
- 肩の近くは凝りやすいので入念に当てる
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 三角筋(肩の筋肉)にアプローチ
- U字型アタッチメントを横にして肩の骨の下にある筋肉に当てる
- 上下にゆっくりとスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 上腕二頭筋(力こぶの筋肉)にアプローチ
- U字型アタッチメントを横にして上腕二頭筋を挟むように当てる
- 上下にゆっくりとスライドさせながら行う
- 左右それぞれ20秒ずつ行う
- 前腕(マウス・キーボード操作の筋肉)にアプローチ
- 前腕の親指側(親指から肘にかけての部分)に当てる
- 肘の近くは凝りやすいので入念に当てる
- 左右それぞれ20秒ずつ行う

木下 敦史
理学療法士
これらはどちらも巻き肩姿勢を助長する筋や筋膜の緊張部位で、マッサージガンで優しく緩めることで胸が開きやすくなります。
施術後には手のひらを天井に向けて胸を開くストレッチを深呼吸と合わせて行うと、より姿勢改善につながります。
シーン2. 運動しているアスリートができるマッサージガンの使い方
スポーツパフォーマンスを高めるためのマッサージガン活用法を紹介します。
【運動前】全身ウォームアップの使い方
運動前に筋肉の可動性向上と血流を増加させるために運動前に使用するのはおすすめです。
使用タイミングは運動の15~30分前がいいですよ。
運動前の上半身への使い方
- U字型アタッチメントを取り付ける
- 僧帽筋にアプローチ
- U字型アタッチメントを縦にして僧帽筋を挟むように当てる
- 横に素早くスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 三角筋(肩の筋肉)にアプローチ
- U字型アタッチメントを横にして肩の骨の下にある筋肉に当てる
- 上下に素早くスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 小胸筋(胸の筋肉)にアプローチ
- U字型アタッチメントを横にして少し圧を加えながら鎖骨下の大胸筋に当てる
- 横に素早くスライドさせながら行う
- 肩の近くは凝りやすいので入念に当てる
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 広背筋(背中の筋肉)にアプローチ
- U字型アタッチメントを横にして脇の下の筋肉を挟むように当てる
- 上下に素早くスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
運動前の下半身への使い方
- 球型アタッチメントを取り付ける
- 大臀筋(お尻)にアプローチ
- 球型アタッチメントをお尻のど真ん中に当てる
- 上下左右に素早くスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 中臀筋(お尻の外側)にアプローチ
- 球型アタッチメントをお尻の外側に当てる
- 上下左右に素早くスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 大腿四頭筋(前もも)にアプローチ
- 球型アタッチメントを前ももの付け根から当てる
- 上下に素早くスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 前ももの外側・内側も満遍なく行う
- 内転筋(内ももの筋肉)にアプローチ
- 球型アタッチメントを内ももの付け根から当てる
- 上下に素早くスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- ハムストリング(裏ももの筋肉)にアプローチ
- 球型アタッチメントをお尻のど真ん中から下に当てる
- 上下に素早くスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
マッサージガンでウォームアップした後は必ず軽いジョギングや動的ストレッチで体を温めましょう。

木下 敦史
理学療法士
【運動後】全身リカバリーの使い方
運動後は疲労物質の排出促進と筋肉の緊張緩和をするためにマッサージガンが効果的です。
運動後であれば、運動後30分以内に行うといいですよ!
運動後の上半身への使い方
- U字型アタッチメントを取り付ける
- 小胸筋(胸の筋肉)にアプローチ
- U字型アタッチメントを横にして鎖骨下の大胸筋に当てる
- 横にゆっくりとスライドさせながら行う
- 肩の近くは凝りやすいので入念に当てる
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 三角筋(肩の筋肉)にアプローチ
- U字型アタッチメントを横にして肩の骨の下にある筋肉に当てる
- 上下にゆっくりとスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 上腕三頭筋(二の腕の筋肉)にアプローチ
- U字型アタッチメントを横にして上腕三頭筋を挟むように当てる
- 上下にゆっくりとスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
運動後の下半身への使い方
- 球型アタッチメントを取り付ける
- 大腿四頭筋(前もも)にアプローチ
- 球型アタッチメントを前ももの付け根から当てる
- 上下にゆっくりとスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 前ももの外側・内側も満遍なく行う
- ハムストリング(裏ももの筋肉)にアプローチ
- 球型アタッチメントをお尻のど真ん中から下に当てる
- 上下にゆっくりとスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
- 大臀筋(お尻)にアプローチ
- 球型アタッチメントをお尻のど真ん中に当てる
- 上下左右にゆっくりとスライドさせながら行う
- 左右それぞれ30秒ずつ行う
リカバリー後は水分補給とタンパク質を含む栄養を摂りましょう。

木下 敦史
理学療法士
マッサージガンで筋肉がほぐれると、筋肉が水分を取り込みやすくなるため、発汗だけでなく筋の回復にも水分が必要です。
ぬるめの入浴も血流を促進し、疲労回復に効果的です。
また、スポーツ別でおすすめの当てる部位は下記になります。
スポーツ別でおすすめの当てる部位
ランニング
- ふくらはぎ(下腿三頭筋)
- 太もも前面(大腿四頭筋)
- 太もも裏面(ハムストリング)
- 足底筋膜
サッカー・バスケ
- 太もも前面 (特に大腿直筋)
- 太もも裏面(ハムストリング)
- お尻周り(中殿筋・大殿筋)
- すねと足裏(前脛骨筋 & 足底筋群)
特に疲労が集中しやすい「ブレーキ役(大腿四頭筋・前脛骨筋など)」「再加速役(ハムストリングス・腓腹筋・腸腰筋)」「体幹と股関節スタビライザー(殿筋群・内転筋群)」を中心にケアしましょう。
ゴルフ
- 腰部(脊柱起立筋)
- 肩甲骨周り
- 広背筋
- 中臀筋
テニス・バドミントン
- 前腕
- 肩
- 広背筋
- 腰部

木下 敦史
理学療法士
深い筋肉を狙いたい時は、マッサージガンを斜めに当てて筋肉の隙間を狙うようにしてみてください。
マッサージガンの効果を最大化させるポイント
より高い効果を得るための使用ポイントを紹介します。これから紹介するポイントも考慮してマッサージガンを使用しましょう!
1. マッサージガンの使用順序も意識して行う
マッサージガンを使用する順序によって、効果に大きな違いが生まれます。理想的な使用順序は以下です。
中枢部分から末端部分をほぐす理想的な流れ
- 背中・腰:体の中心部から始める
- 臀部・股関節:下半身の付け根に向かって
- 太もも:膝上あたりから上に向かって
- ふくらはぎ・すね:下から上に向かって
- 足首・足裏:最後に末端部分
上記の順序で行うことで、血流の流れに沿ったマッサージが可能になり、老廃物の排出がスムーズになります。

木下 敦史
理学療法士
マッサージガンは、パーツとしては中枢(体幹)から末梢(手足)へ順に当てていくのが基本です。
ただし、スライドする方向(流す方向)は常に中枢に向けるのがポイント。
リンパや血液の流れを促すには、まず中枢側を緩めて「流れる先」を空けておくと効果的です。
たとえば腕(上肢)では、上腕→前腕→手の平の順に当てつつ、方向は常に肩に向けて動かします。
2. マッサージガンと合わせてストレッチも行う
マッサージガン単体での使用よりも、他のケア方法と組み合わせることでより高い効果が期待できます。
運動前では、軽いダイナミックストレッチがおすすめです。
例としては下記。
- 肩回し
- 腕振り
- 体側のストレッチ
- 軽いスクワット
【参考】動的ストレッチ15選!運動前にやるべき理由や静的ストレッチとの違いも解説
また、運動後には、静的ストレッチがおすすめです。
例としては下記。
- 大腿四頭筋ストレッチ
- ハムストリングストレッチ
- 胸のストレッチ
- 首のストレッチ
【参考】前もものハリをなくす大腿四頭筋ストレッチ6選!
【参考】超固いもも裏「ハムストリング」を柔らかくするストレッチ5選!
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マッサージガンのNG使用法|これだけは避けるべき危険な使い方とは
効果を最大化するためには、正しい使い方を知るだけでなく、誤った使い方を避けることも重要です。
▼マッサージガンのNG使用法
1. 骨や大きな血管があるデリケートな部位への使用
マッサージガンは強力な振動を与えるため、使用する部位には注意が必要です。
避けるべき部位1. 大きな血管やリンパ節付近
下記の部位に強い振動を与えると、血管やリンパの流れを乱し、思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
- 首の前面(頸動脈がある)
- 脇の下(リンパ節が集中している)
- 鼠径部(大きな血管とリンパ節がある)
- ひざの裏側(膝窩動脈・静脈がある)
避けるべき部位2. 骨や関節の突出部
- 脊椎(背骨)の突起部分
- 肘や膝などの関節部分
- 鎖骨や肩甲骨などの突出した骨
- あばら骨の上
骨に直接振動を与えると、骨膜に炎症を起こしたり、神経を圧迫したりする可能性があります。
避けるべき部位3. デリケートな部位
- 顔(特に目の周り)
- 喉や首の前面
- 生殖器周辺
- 傷や炎症がある部位
上記の部位は特に敏感で、マッサージガンの強い振動によって損傷するリスクがあります。
2. 妊娠中や心臓疾患がある人の使用
健康状態によっては、マッサージガンの使用を控えるか、医師に相談してから使用すべき場合があります。
妊娠中・授乳中の注意点
妊娠中の女性は、腹部の他に腰や背中にも強い振動を与えないように注意してください。
また、授乳中の女性は乳房周辺の使用は避けましょう。
高血圧、心臓疾患などの持病がある場合
高血圧の方は、強い振動が血圧を一時的に上昇させる可能性があります。
また、心臓疾患の方は心臓近くでの使用は避け、医師に相談してから使用してください。
そのほかに湿疹やアトピー性皮膚炎など肌が荒れている部分には使用しないようにしましょう。
マッサージガンに関するよくある質問(FAQ)
マッサージガンを使用する上で、多くの方が疑問に思うポイントについて回答します。
▼マッサージガンに関するよくある質問
Q1. 痛みを感じる場合、どう調整したらいい?
A. マッサージガンを使用中に痛みを感じる場合は、以下の調整を試してください。
- 振動レベルを1~2段階下げる
- 筋肉に対する圧力を弱める
- アタッチメントを柔らかいものに変更する
- 筋肉に対する角度を調整する(垂直ではなく45度程度で当てる)
「気持ちいい~痛気持ちいい」と感じるレベルが最適です。不快な痛みを感じる場合は必ず使用を中止してください。
Q2. 使用頻度は毎日でも大丈夫?
A. 基本的に、マッサージガンは毎日使用しても問題ありません。
しかし、以下の点に注意してください。
- 同じ部位への連続使用は避け、部位ごとに1日1回程度を目安にする
- 1回の利用は全身でも10分程度を上限にする
- 筋肉痛や炎症がある部位は回復するまで使用を控える
- 体調の変化に注意し、異常を感じたら使用を中止する

木下 敦史
理学療法士
特に運動前後の使い方では、どの使い方で調子が良かったか、疲れにくかったかを試しながら見つけていくことが大切です。自分の体と会話するような気持ちで、少しずつベストな使い方を探してみてください。
Q3. マッサージ店との効果の違いは?
A. マッサージガンとプロによるマッサージには以下のような違いがあります。
マッサージガン | マッサージ店 | |
---|---|---|
施術の特徴 | 振動による機械的な刺激が中心 | 手技による多様な圧や刺激 |
ケアできる範囲 | 自分で届く範囲に限定される | 全身をくまなくケアできる |
強さの調整 | 一定のリズムと強さ | 体の状態に合わせた調整が可能 |
手軽さ | セルフケアとして好きなタイミングでできる | 基本的に店舗に行かないといけない |
マッサージガンはセルフケアのツールとして便利ですが、慢性的な痛みや特定の症状がある場合は、専門家の施術と併用することをおすすめします。
Q4. 子供や高齢者でも使えるの?
A. 子供や高齢者も使用できます。ただ、以下の点に注意してください。
子供の場合
- 12歳以下の子供への使用は医師に相談することをお勧めします
- 必ず最弱設定から始め、短時間(部位ごとに10秒程度)の使用にする
- 大人が付き添い、使用方法を指導する
高齢者の場合
- 骨粗しょう症がある場合は使用を控えるか、医師に相談する
- 薄い皮膚や筋肉に注意し、最弱~弱設定で使用する
- 血管が浮き出ている部位は避ける
- 感覚が鈍っている場合があるため、短時間から始める

木下 敦史
理学療法士
子どもが使う場合は、大人がそばで見守りながら使用するようにしましょう。 高齢者は皮膚が傷つきやすく、血液をサラサラにする薬を服用していることもあるため、使用前に医師や薬剤師に相談するのが望ましいです。
また、服の上からでは皮膚の異常に気づきにくいため、直接肌に当てて状態を確認しながら行うのがおすすめです。
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まとめ
マッサージガンは正しく使えば、肩こりや腰痛の緩和、運動パフォーマンスの向上、リカバリーの促進など多くの効果が期待できます。
この記事で紹介した基本的な使い方や注意点を守り、安全に効果的に活用しましょう。
特に重要なポイントをおさらいします。
- 部位ごとに30~90秒、「気持ちいい~痛気持ちいい」と感じるレベルが最適
- 部位や目的に合わせてアタッチメントを使い分ける
- 中枢に向かって使用するのが効果的
- 大きな血管やリンパ節付近、骨の突出部、デリケートな部位は避ける
- ストレッチや軽い運動と組み合わせるとより効果的
最後に、マッサージガンはあくまでセルフケアのツールであり、慢性的な痛みや不調がある場合は、医師や専門家に相談することをお忘れなく。
適切な使用で、毎日の健康維持や運動パフォーマンスの向上にお役立てください。