

日常を支えるルーティンとコンディショニング

今の生活は基本的に二部練です。朝練と午後練があり、週6日ほどトレーニングしています。合間にウエイトなども入れつつ、毎日ほぼ同じ流れで過ごしています。
朝は5時半頃に起きて、6時頃から1時間ちょっと走ります。午後は暗くなるのが早いので、最近(25年12月の取材時)は15時頃に集まって走り、その後は寮内のジムでトレーニング。日中は室内にいることが多いですね。
合宿も多くて、夏は2か月ほど北海道に滞在します。月1ペースで3週間くらい合宿に行くこともあり、シーズン中はほとんど寮にいないような生活になります。休みは週1回、日曜日がオフですが、それ以外は基本ずっとトレーニングです。

体づくりは、弱い部分を補強するための個別メニューを組んでもらっています。加えて、アライメント(体のズレ)を見てくれるトレーナーさんもいて、マッサージとは違うアプローチで整えてくれるんです。この二人の存在が、コンディショニングの軸になっています。
練習の出発時間は決まっていますが、その1〜1.5時間前には準備を始めます。ジムに入ってポールを使ったり、ストレッチをしたりしながら、体を温めてほぐして可動域を広げ、全身を整える。大学の頃から完全に染みついていて、これをやらないと不安になるくらいのルーティンです。
そこに加えて、フィジカルトレーナーさんに教わったトレーニングも取り入れています。きつくはないけれど時間はかかるタイプで、体の表面ではなく奥を起こすような、じわっと効いてくるトレーニングや、関節の動きを良くする大きな動きなど、いろいろあります。続けてきたことで、走るときの体の使い方が結構変わってきた実感があります。
世界で戦う自信へ

メンタル面では、以前よりいろいろ考えるようになりました。「楽しんだ方が走れる」と分かっていても、プレッシャーや不安はやはりあります。世界大会には3大会連続で出場していますが、1回目のブダペスト世界陸上は恐怖に押し負けて思うように走れませんでした。しかし2回目のパリオリンピックでは勇気を持って先頭に立つことができ、それが世界で戦う自信につながっています。

目的を持って走ることはもちろん大切ですが、「誰かのために走る」ことも大きな力になると感じています。自分の「こう走りたい」という気持ちを大事にできたことが結果につながりました。不安よりも、その思いの方が強かったから走れたのだと思います。
試合前は、笑顔でスタートラインに立つようにしています。応援してくれる人に心配をかけたくないですし、「調子がいい」「楽しい」と自分に言い聞かせて走ることで、自然と楽しめる感覚が生まれます。海外の大会は空気感も特別で、独特の雰囲気の中で走れることも大きな刺激になっています。
山本有真選手にとって「休息」とは

「休息」と聞くと、自分は体を休めることよりも、心を休めることの方が大切だと感じています。
週に一度オフがありますが、その1日をどう過ごすかはとても重要で、毎週しっかり予定を入れています。年に2回だけある帰省の期間も、予定をぎっしり詰めるタイプです。睡眠を取ったり家でゆっくり過ごすことが休養という人もいると思いますが、自分は友達や地元の仲間と会ったり、出かけたりして時間を使う方が、心から休まる感覚があります。
試合期間中は、これ以上ないくらい緊張することもありますが、友達と過ごしている時間は本当にリラックスできます。陸上が嫌いなわけではありませんが、競技から少し離れて「普通の女の子」として過ごす時間は、自分にとってとても大切です。
友達は「陸上選手の山本有真」としてではなく、同級生や昔からの「有真」として接してくれます。プレッシャーなく話せるその時間こそが、自分にとって一番の休息になっています。
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撮影の合間の一コマ

もともとはミニバスをやっていて、本当はバスケットボールの選手になりたい気持ちもありました。『SLAM DUNK』が大好きで、一気にバスケにハマったんです。推しはミッチーで、三井寿が一番好きです(笑)。
大学のときに一度陸上を辞めて、2〜3か月ほど走らなかった時期があったのですが、復帰したときは、5分走るだけでもきつくて、体力がなかなか戻らない感覚がありました。そのときに、久しぶりに競技へ戻ったミッチーの気持ちがすごく分かって、強く共感しましたね(笑)。
