

サンロッカーズ渋谷のサポート始動を記念して、選手やスタッフの皆さんにケアについてお聞きしました。
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サンロッカーズ渋谷×uFit サポート始動キャンペーン
やりすぎずに整える

バスケットボールに対する向き合い方や思いについては、年々大きく変わっているという感覚はあまりありません。ただ、このリーグに入った頃と比べると、リーグ全体の質はすごく上がっていますし、身体にかかる負担も今の方が間違いなく大きいと感じています。年間60試合ほどあって、水・土・日と試合が続くようなスケジュールを戦い抜くためには、それに見合ったリカバリーをしっかりやらないといけない。そこに加えて自分も年齢を重ねてきているので、身体への意識は昔と比べると本当に変わりました。
ケアや体の休息については、大学の頃からもともと気を使う方だったと思います。ただ、自分の中で変わらない考え方として「やりすぎない」というのがあります。逆に、まったく何もしないというわけでもなくて、必要最低限のことはやる、というバランスですね。あまり「絶対にメンテナンスしなきゃいけない」というように敏感になりすぎないようにしています。体を使う仕事なので気をつけていますが、やりすぎないというのは自分の中で大事にしている考え方です。

あまり「これをやらないとダメだ」というマインドには持っていきたくないんです。というのも、できないときにそれを言い訳にしてしまう可能性があるからです。代表活動で海外に行くと、日本で普段やっているリカバリーや食事が全部できるわけではないので、そういう経験から、どんな環境でも柔軟に対応できるようにしておきたいと思うようになりました。
学生の頃、特に大学時代からアイスバスのような冷たいものに入るケアはやっていました。ただ、当時は今ほどケア全般を強く意識していたわけではなかったと思います。自分の中では、小学校からバスケットを始めて、15歳くらいから寝る前に必ずストレッチをして寝る、という自分なりの決まり事を作っていて、それだけは崩さないようにしてきました。アイスバスも含めて、そのくらいが当時の自分の基本的なケアだったと思います。
睡眠と交代浴をベースに、今の自分に合うものを選ぶ

ケア方法として昔から変わらず続けているのは、しっかり睡眠を取ることと交代浴です。この二つはずっと続けています。
睡眠は結構長く寝たい方で、7〜8時間くらいは取りたいですね。ただ水曜の夜に試合があったりして毎日同じ時間に寝られるわけではないので、遅くなった日は朝を少しゆっくりにするなどして調整しています。自分はわりとどこでも寝られるタイプで、いつでも寝られるし、どこでも寝られる。海外でも時差ボケをあまり感じないので、その点は選手として助かっています。
若い頃は、睡眠と交代浴の二つをしっかりやっていれば、だいたいコンディションを保てていました。ただ一番大きく変わったのは、腰を怪我してからですね。そこからはマッサージや鍼なども含めていろいろ試すようになりました。ここ数年は、自分に合うケアを探しながら続けているという感じです。
シーズン中のオフの日には、土日に試合があった後の月曜の午前中にトリートメントを受けに行くことも増えました。これはここ1〜2年くらいで始めたことです。以前は、よほど怪我をしていない限り、休みの日にケアを受けることはあまりなかったんですけど、最近はオフの日の中にそういう体のケアの時間を取るようにしています。

マッサージガンは、試合の日に使うことが多いです。最初は前ももやお尻まわりに当てることが多くて、前ももなら少し外側のラインに当てています。ここは強めでも大丈夫なのでレベル3くらいで使うこともあります。逆にふくらはぎはそこまで強く当てず、圧を入れながらほぐすような感覚で使っています。部位によって強さを変えるようにしています。
実際に使うと軽く感じますし、持ちやすいですね。これまでのマッサージガンは重かったり、小型だとパワーが弱かったりすることもありましたが、これは軽さがありながらもしっかりパワーがあるので使いやすいと思います。強く押し当てても止まりにくいのも助かります。
アタッチメントはあまり細かく使い分けるタイプではなくて、大きい筋肉に使うことが多いので丸いタイプ (球型)をよく使います。あとは先が二本に分かれているタイプ(U字型)。この二つがあれば十分という感覚ですね。足裏や手のひらの付け根のような細かいところには、あまり使わないです。
田中選手にとって休息とは

自分にとっての休息は、どちらかというと「体育館に来て、練習や試合で実際に身体を動かしている時間以外は基本的に休み」という感覚です。バスケットボールのことを考えているかどうかではなくて、自分が身体を動かさなければいけない状態かどうかでオンとオフが分かれている感じですね。身体が動いていなければ、それは休みと同じという感覚です。
もちろん、試合が終わった後に次の試合のことや自分のリカバリーを考えることはありますし、このスケジュールの中では仕方のないことだと思っています。ただ、自分はスイッチの切り替えがかなりはっきりしているタイプで、やる時はやる、やらないと決めた時はやらない。中途半端に何かをやるのはあまり好きじゃないので、やらない時はなるべくゼロに持っていきたいという感覚があります。
昔は休むことがあまり得意じゃなくて、何かしていないと落ち着かないというか、休みが続くと逆に不安になることもありました。でも今は、このスケジュールや年齢の影響もあると思いますが、休む時はしっかり休みたいと思うようになりました。その方が結果的に効率もいいと感じています。やる時と休む時、その切り替えがはっきりしてきたのは、自分の中で年々大きくなってきた変化かもしれません。
愛用アイテム

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撮影の合間の一コマ

バスケ以外で一番好きなのはボクシングですね。見るのは正直、バスケより好きかもしれないです。試合もよくチェックしていますし、結構詳しい方だと思います。語り出すと長くなるんで今日はやめておきますけど(笑)。
海外で行ってみたい場所もいくつかあって、アメリカはラスベガスしか行ったことがないので、ニューヨークとかロサンゼルスには行ってみたいですね。もし行けたら、バスケも見たいですし、ロサンゼルスなら野球も一緒に見られたら最高だなと思います。
シーズン中はどうしてもバスケットボール中心の生活になりますけど、こういう好きなことや興味のあることがあるのも、自分にとっては大事な時間かなと思っています。
