

サンロッカーズ渋谷のサポート始動を記念して、選手やスタッフの皆さんにケアについてお聞きしました。
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プロになって変わった、身体との向き合い方

ユースの頃は、合宿のときだけ柏(クラブハウス)に来ることがありました。プロのチームがオフのタイミングで二日間くらい合宿を組んで、柏で練習するという感じでした。
僕はもともと大きな怪我をしてきたタイプではないんですが、ユースの頃は試合で40分出ることも多くて、足の疲労は結構ありました。その頃はフォームローラーを使うというより、自分でストレッチをしたり、足裏をほぐしたり、ボールを転がしたりするようなケアが多かったですね。
学生の頃はそこまでケアを意識していたわけではなくて、疲労もフィジカルコンタクトというより、走ることによる疲れや有酸素系の疲労が多かったので、1日か2日休めば回復する感覚でした。

ただ、プロに入ってからは練習時間自体は短くなったものの、その分強度がかなり高くなりましたし、自分より体格の大きい選手と当たることも増えました。例えばトーマス・ウェルシュ選手のような大きい選手と当たると、単純に打ち身としても痛いですし、それを乗り越えようとするとフィジカル的な負荷もかなり大きい。そういう意味で、ユースの頃とは違った疲労の溜まり方をするようになったと感じています。
筋トレの量も増えて、疲労に加えて筋肉痛もかなり強く出るようになりました。僕の場合は、筋トレをした日は湯船に入ったり交代浴をしたりしないと、次の日に筋肉痛がかなり残るタイプなんです。ユースの頃も筋肉痛はありましたが、今ほどではありませんでした。なので、ユースの頃はある意味なあなあで済んでいた部分を、プロに入ってからもう一度考え直すようになりました。
練習後は交代浴をして、そのあとトレーニングルームでストレッチやフォームローラー、マッサージガンを使うことが多いです。ケアする部位としては脚が多くて、特に前ももは張りやすいのでよくケアします。時間があるときは肩もやることが多いですね。
まだプロ2年目ですが、いろいろな機会でリカバリーアイテムも取り入れるようになりました。そういう意味では、プロに入ってからケアに対する意識は少しずつ変わってきたと思います。
自分の身体を理解することも、プロのケア

僕はあまりトレーナーさんのケアを受けるタイプではなくて、基本的にはセルフケアをすることが多いです。膝が痛いときだけトレーナーさんにお願いすることはありますが、マッサージをしてもらうというより、エクササイズを教えてもらうことの方が多いですね。
自分の可動域を広げるための動きだったり、「どういう動きができていないから膝が痛くなるのか」という原因の部分を教えてもらって、それを自分で練習ごとに時間を取ってやるという感じです。
それに加えて、1〜2ヶ月に一回くらいトレーナーさんと一緒に可動域をチェックしたり、足の太さの左右差を見たりして、そこからメニューを作っていくような形です。
やっぱり自分の身体は自分で理解しておきたいという気持ちが強いですね。トレーナーさんがいない場面もありますし、自分がどういう動きをするとどういう疲れが出るのか、それに対してどう対処するのかを自分の中で理解しておくことは大事だと思っています。もちろん相談はしますが、できるだけ自分で解決できるようにしています。

オフの日は、わりといろいろなところに出かけることもありますが、基本的にはアウトドアなタイプではなくて、本を読む時間が好きです。家で作業をしたり、本を読んだりしてゆっくり過ごす方が、僕にとってはメンタルケアになります。
最近は小説を読むことが多いですね。小学生から中学生くらいまではずっと小説が好きでしたが、高校生くらいから大学のことやビジネスのことを考えるようになって、実用書を読むことも増えました。でもプロになってからは、小説の方がストレスケアになると感じています。
物語の世界に入り込めるので、本を読んでいる間は周りのことを忘れられるんです。読んで気持ちが落ち着くと、そのまま次の日の練習にもいい状態で向かえる気がします。
東野圭吾さんや浅井リョウさん、伊坂幸太郎さんの作品も好きです。最近読んで良かったのは東野圭吾さんの『クスノキの番人』シリーズですね。
大森選手とっての休息とは

僕にとっての休息は、メンタルを整える時間だと思っています。
メンタルの状態がいいと、体の疲労も少なく感じることが多いんです。なので、僕にとって一番のメンタルケアは本を読むことです。
本を読んでいるときは、疲れをあまり感じません。寝る前や朝起きたあとに読むことが多いですが、本を読んで気持ちよく寝るのと、気分が悪いまま寝るのとでは、次の日の身体の状態も違う気がします。
練習がうまくいかなかったときなど、僕は結構考え込んでしまうタイプなんですが、そんなときは本を読んで少し違う世界に入り込むことで頭を整理することができます。
しんどいときは、とりあえず本を読む。
僕にとって休息とは、そうやって自分の気持ちを整えて、また次の日の練習に向かうための時間だと思っています。
選手愛用アイテム

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