
無理なく続ける“ケア習慣”

普段から食事バランスは意識していますが、日本選手権や合宿前は特に気をつけます。筋肉痛を早く抜きたいので、栄養面からのリカバリーはとても大切。
あとは、合宿や遠征には、必ず「抹茶のキットカット」を持っていきます(笑)。トレーニングがきついときに食べて「頑張ろう」と思える、大切なかわいいお守りみたいな存在です。
ケアを意識するようになったのは高校生になってから。小中学生の頃は「ケア」という概念もなくて、たまにストレッチする程度でした。でも今では、年齢とともに疲れが残りやすくなり、ケアの重要さを実感しています。

トレーナーさんのケアも受けますが、時間の都合で自宅ケアが基本です。寝る前にストレッチボールに乗ったり、筋肉をほぐすためにマッサージガンを使ったり。その日の疲れ具合に合わせて、無理なくできる範囲で続けています。
ルーティンをがっちり決めるというよりも、その日の自分の状態に合わせてケアをしたり、過ごし方を変えたりするタイプです。試合前も、「これを絶対やる!」って決めているわけではないですが、自然と身につけている動きをしていて、柔軟に対応することを大切にしています。
自分らしいリフレッシュのかたち

オフの日は、「今日はちょっと歩きすぎたな」とか「座りっぱなしで凝ってるな」と感じたら、その部分をケアするようにしてます。逆にやりすぎてもよくない気がするので、バランスを大事にしています。
基本的には家で過ごすのが好きで、犬とのんびりするのが一番落ち着きます。外に出るのが億劫になってしまうタイプなんですよ(笑)。友達と会うこともありますが、インドア寄りだと思います。
家でSNSやYouTubeをながめる時間も自分にとってはリフレッシュのひとつで、英語の勉強や、きれいな景色の動画が出てくると、つい見ちゃいますね。あとは、犬と空の写真を撮るのが好きです。夏の空って、意識してみるとすごく澄んでいてきれいなので、よく写真におさめています 。

4月にバークレーの大学を初めて見学しましたが、本当にすごくて…日本の大学とは規模が大きく違い、そのスケールに圧倒されました。 これまでのケア習慣をベースに頑張りたいと思っています!
三井愛梨選手にとって「休息」とは

「休息とは」と聞かれると、私にとっては「ご褒美」のような感覚があります。しっかり練習して、頑張ったあとに与えられる時間。だからこそ、大切にしたいし、自分に合った形で取り入れていきたいと思っています。
低気圧の日や、雨の日は体がだるく感じることもあって、そういうときは「頑張りすぎない」ようにしたり。何か特別なことをするわけではないですが、そのときどきの体調に合わせて、柔軟に対応することを心がけています。
選手愛用アイテム
