普段のケアと意外な一面
林:皆さん、こんばんは。
水谷: こんばんは!よろしくお願いいたします。
林:宜しくお願い致します! さて本日の配信ですが、「プロの休息」という企画で、普段どのような休息やリカバリーをされているのかということを、水谷さんにお聞きしていくインスタライブになります。よろしくお願いします。水谷さんとはもう3年半くらいですね。ブランドアンバサダーを務めていただいております。そのご縁もありまして、本日このような場を設けさせていただきました。早速ですが、今現在、どのように体を動かしたり、整えたりされていますか?
水谷: 最近は卓球のイベントがあったりして、けっこう体を動かすことも多かったですね。普段は家にランニングマシンがあるので、それでランニングをしたり、ダンベルもあるのでダンベルでトレーニングをしたりしています。あとは自重トレーニングも多いですね。体幹を鍛えたりとか。
林:ジムには行かれますか?
水谷: ジムには一時期行っていましたね。誰にも言ったことないのですが……チョコザップに通っていました(笑)。たまたま家の近くにできて!
林:え!そうなんですか?!(笑)てっきり、ボディビルの方とかプロアスリートが通うようなジムに行かれているのかなと思いました。
水谷: そういうジムに行って、周りの人と比べられるのがすごく嫌なんですよ。ジムとか行くと、「金メダリストなのにこんな重量しか上がらないのか」って思われたくなくて(笑)。だから人目につかないところで、こっそりトレーニングをしたくて。チョコザップに通っていた当時は、朝2時半起きの仕事が毎週あったんです。なので、その前に1時半とか2時くらいにジムに行ってトレーニングをして、そのまま2時半に仕事の準備をして、3時に家を出る、という生活をしていました。夜中だったら人にも見られないし、好きなトレーニングができるのでちょうどよかったんです。
林:なるほど(笑)。ありがとうございます。すごく意外な一面を聞かせていただいてありがとうございます。
就寝前のケア
林:寝る前のケアとか、ストレッチなどはされていますか?
水谷: ストレッチは必ずしますね。けっこう入念にやります。僕ももう36歳になったんですが、年齢を重ねるにつれて身体の硬さというか、衰えをすごく感じますね。
水谷: 昔は立って前屈したときに両手がぺたっと地面についたんですが、今は頑張れば何とか、って感じです(笑)。気づいたらだんだん硬くなってきていて、「あれ?」って思って。それを感じてからは、必ず毎日ストレッチをするようにしています。
林:どういったタイミングでされることが多いですか?
水谷: 必ず行う時間は、お風呂上がりですね。お風呂に入って筋肉がほぐれた状態で、ベッドの上でストレッチをします。そのまま寝る流れが多いですね。寝る前に体を少し温めて、そのまま眠るイメージです。
チューブを使ったケア
林:このライブが始まる前に伺ったんですが、最近ゴルフをかなりされていると。
水谷: そうなんですよ。けっこうやっています。
林:そのゴルフの前後や最中などで、身体のケアとか、スコアを上げるために意識されていることってありますか?
水谷: 一番はやっぱりウォームアップですね。これはかなり入念にやります。ゴルフってだいたい朝6時とか7時スタートじゃないですか。その時間って体がガチガチなんですよ。朝は寒くて体も温まらないし、一番ケガしやすい時間帯なんですよね。特に左肩を使うことが多いので、この左肩まわり。あとはスイングで回転を使う腰まわり、そして歩くので脚。このあたりをしっかりケアしています。おかげさまで、今のところケガなく無事にやれています。
林:それはご自身で大事だと思って始められたんですか?それとも、ゴルフ仲間の方や先輩から「やったほうがいいよ」と言われて意識し始めたのですか?
水谷: 自分で分かるようになったんですよね。この状態でこの動きをしたらケガをする、というのが感覚的に分かるようになって。僕、卓球の現役時代からウォームアップはめちゃくちゃ入念にやっていました。もともと10年間くらい肩を痛めていたんですが、途中から「ゴムチューブを使って練習前にやらないと痛める」と気づいて。それからチューブでのアップを習慣にしたら、全く痛めなくなったんです。そういう自分なりのルーティンを見つけて続けてきたので、今ではゴルフの前にもアップをしないと落ち着かないですね。逆にやらなかったら、確実にどこか痛めると思います。
林:なるほど。やっぱりチューブを使うだけでも全然違うものですか?
水谷: 全然違いますね。チューブは本当におすすめです。正直、僕が一番おすすめするアイテムかもしれません。ゴムチューブを引っ張ってテンションをかけて、腕を上げ下げしたり引っ張ったりするんですけど、けっこう強度のあるものを使って、しっかり負荷をかけます。そうするとインナーマッスルにしっかり刺激が入って、以前痛かった部分がまったく痛くなくなるんですよ。
林:今ご覧いただいている方の中にも、現役で卓球をされている方や、社会人として続けている方も多いと思うんですが、そういった方にもぜひ試してもらいたいですか?
水谷: そうですね。例えば、練習を2〜3時間やったあとに「いつも肩がちょっと痛くなるんだよね」っていう人には、とにかくやってほしいです。インナーマッスルに刺激を入れてから動くだけで、今まで感じていた肩の痛みが本当に出なくなることがあるんですよ。
林:そのチューブを使ったメニューを1〜2種目だけでも教えていただけますか?
水谷: もちろん大丈夫です。
林:今ちょっと慌てて持ってきたんですが(笑)、弱いのから強いのまであるのですが、どのあたりを使うことが多いですか?
水谷: チューブは中間くらいの強さですね。これは本来、椅子とかに固定して使うのが正しいんですが、僕は足で踏んで使うことも多いです。
林:uFitのチューブは、固定用のベルトや持ち手も付いているので、そういったものを使うのも便利ですね。
水谷: では、実際にやってみますね!まず1つ目は、外側の筋肉を刺激する動きです。直立して腕をまっすぐ伸ばし、下から上に上げます。腕を曲げずに伸ばすことで外側のインナーマッスルに刺激が入ります。テンポは「1・2・3」くらいの速さで10回ほど。これで1セットです。
水谷: もう1つは前側の筋肉ですね。肘を90度に曲げて、手を下から上に引き上げます。いわゆる“猫の手”みたいな感じで、これも10回くらい。たったこれだけなんですが、この2種目をやるだけで、今まで痛みが出ていたところがかなり軽くなります。
林: 実演ありがとうございます。今コメントでも「卓球中に肩を痛めた」「断裂してしまった」という声をいただいてます。もちろん断裂中は控えた方がいいですが、回復期のリハビリとしてはとても良さそうですね。
水谷: そうですね。本当にこれはおすすめです。僕自身、10年以上続けていて、効果を実感しています。
林: ありがとうございます。コメントで「チューブはどこで買えますか?」という質問も来てますが、uFitの商品ですよね?
水谷: uFitの製品ですよ。「uFit チューブ」で検索してもらえれば、いろんな種類が出てくると思います。色によって強度が違うので、自分に合ったものを選ぶといいと思います。
林: ありがとうございます!ぜひ「uFit」で検索してみてください。
メンタルケア
林:アスリートの方々にお話を伺うと、肉体的な休息とメンタル的な休息を分けて考えている方が多いのですが、水谷さんはメンタル面の休息で意識されていることはありますか?
水谷: そうですね。合宿や試合の合間にオフの日があると、僕はけっこう外に出るタイプです。自分の好きなことを思い切りやる時間を作ってました。僕、ゲームが好きなんで、「日曜にゲームするために1週間頑張ろう!」みたいな感じですね(笑)。アスリートだからといって我慢しなきゃいけないとは思ってなかったです。
林:なるほど。逆に「これは我慢してた」ということはありますか?
水谷: 食事ですね。これは本当にストイックでした。オフの日でも食事の誘いは全部断ってましたし、飲み会にも行かなかったです。夜更かしはゲームでしちゃうことはありましたけど(笑)、食生活だけは徹底してました。
RELEASERについて
林:コメントでも質問が来てまして恐縮なんですが、uFitの製品で特に効果を感じるものはどれですか?現役時代ではなく、引退後3年半ほど使っていただいている中で、どの商品をどんなふうに使っているか教えてください。
水谷: 僕が一番おすすめしたいのは、マッサージガン「RELEASER Pro」です。あとはここに「RELEASER Mini」がありますが、こちらは小さくてコンパクトなのにパワフルで、全国を回るときも持ち運びやすいんです。強く押し付けても止まらないのが特に気に入ってます。肩や腰など、痛めやすい部位を重点的にケアするのに最適ですね。
視聴者からのコメント
林:コメント紹介させていただきます。これも弊社関連で恐縮なんですが、「水谷さんがuFitでおすすめの商品は何ですか?」とのことです。
水谷: 先ほどのマッサージガンもおすすめですが、他にもたくさんあって、その中でも特におすすめは電動フォームローラーです。僕は“スーチー”って呼んでいるんですが(笑)。電動で背中や足に振動を与えてほぐす機械ですね。あれは本当におすすめです。ウォームアップのときにも使えますし、練習後のケアにも使ってました。疲れた体にあてると、マッサージチェアみたいな心地よさがあります。
林:会社にもあったはずなんで、今ちょっと探してもらってます。
水谷: ぜひ!もしあれば出してください。マッサージチェアの代わりになるくらい良いですよ。
林:ありました(笑)。これです。うちでは大きいサイズと小さいサイズの2種類を出してます。
水谷: まさにこれです!僕は主に背中とふくらはぎに使ってます。普通のフォームローラーは自分で動かさないといけないけど、これは電動だから寝転がるだけでOK。背中が一瞬でほぐれるんですよ。
林:本当にこれ、めちゃくちゃいいですよね。私も筋トレ後によく使ってます。普通のローラーもいいけど、やっぱり動かなくていいって最高です。
水谷: そうなんです。動かさなくていいって本当に大事(笑)。あと、何より気持ちいいですよね。
林:気持ちいいんですよね。コメントでも「uFitのフォームローラー買いました。お尻のコリに効きます!」っていただいてます。ありがとうございます。他にもコメントで嬉しいメッセージをいただいてます。「卓球少年の中3の息子が、uFitのローラーをサンタさんにお願いするそうです」って。
水谷: おお、それは嬉しいですね。確かにこれが届いたら、もう卓球から離れられなくなりますね(笑)。これで成績も上がったら最高ですよね。
林:ちなみに、水谷さんが中学生とか高校生の頃、卓球がうまくなるために意識されていたことって何かありますか?
水谷: そうですね。もうそれは「どこを目指すか」で全く変わりますね。僕は中学生の時にドイツへ留学して、人生すべてを卓球に捧げていたので、極端な例かもしれませんが(笑)。ただ、それぐらいの覚悟があれば世界で勝てると思います。一方で、地元の中学で楽しく活動しながら仲間と成長していくのも素晴らしいですし、卓球を通じて人間関係を築いたり、社会に出てメンタル面で強くなったり、そういう活かし方もあります。結局は「自分が何を目標にするか」ですね。オリンピックで勝ちたいなら過酷な道になるし、楽しく続けたいならそれも正解。自分に合ったやり方を見つけるのが一番だと思います。
終わりに
林:今日のインスタライブを終えての感想をお願いできますか?
水谷: いや〜本当にあっという間でした。もう30分経っているんですね。普段はテレビやラジオでの生放送が多いですが、こうして1対1でじっくり話すライブは新鮮でした。それに今日、uFitさんの製品を改めて試させていただいて、完全栄養食の「黒糖きな粉」と「ココア」も初めて飲んだんですが、めちゃくちゃ美味しかったです。プロテインのイメージで正直あまり期待してなかったんですが(笑)、甘すぎず飲みやすくて驚きました。ぜひ皆さんにも飲んでほしいですね。
林:本当に美味しいですよね。撮影中もすごくいい表情されてました(笑)。
水谷: いや〜あれは素のリアクションです(笑)。
林:では最後になりますが、一言お願いできますでしょうか?
水谷: ここはいつも“番宣”です(笑)。今年も各所で卓球イベントがありますので、ぜひ見に来てください!
林:また全国各地でイベントされるとのことなので、ぜひ水谷さんのSNSもチェックしてください。最後にコメントで「これからも体に気をつけて」といただいてます。
水谷: あと、この後ぜひ完全栄養食たくさんください!(笑)
林:もちろんです!いつでも送らせていただきます。そんなに気に入ってもらえるとは思ってなかったので、めちゃくちゃ嬉しいです。
水谷: 毎日魚生活してるので、魚に代わるいいものを探してたんですよ。だからちょっとこの完全栄養食でね、今のこの体型とこの“膨らみ”を皆さんに覚えておいていただいて、1か月後どう変化するかをお見せできたらと思います(笑)。
林:それでも痩せなかったら…売れないんじゃないですか?(笑)
水谷: 大丈夫です。痩せます!本当に痩せます!(笑)
林:はい、期待してます(笑)。本日はありがとうございました。コメントでも「これからも体に気をつけて楽しんでください」というメッセージをたくさんいただいてます。
水谷: ありがとうございました。実は最近、大腸ポリープを取ったんですが(笑)、今はすっかり元気です!
林:よかったです(笑)。それでは、本日のインスタライブをご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。これからもuFitをよろしくお願いします。
水谷: ありがとうございました!
水谷隼さんにとって「休息」とは
水谷: 僕にとって休息は、ある意味“勝負の時間”でしたね。みんなが休んでいるときこそ差をつけられる。時間は誰にでも平等で、1日24時間のうち、睡眠や食事、お風呂などを引いたら自由に使える時間は限られています。その中で「明日休みです」となった時に、どれだけ卓球のことを考えられるか。そこが強くなる人とそうでない人の分かれ道だと思っていました。休息の日は練習はしませんが、卓球のためになることはしていました。試合の映像を見て研究したり、ストレッチをしたり、本を読んでメンタルを鍛えたり。そういう時間もすべて“卓球の一部”。休息こそ、差を生むチャンスの時間だと思っていました。僕は「卓球のためなら全てを捧げる」タイプなんです(笑)。
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