ホッケーの町で育った少女が世界1位の舞台へ

──ホッケーを始めたきっかけを教えてください。
及川 私が初めてスティックを持ったのは3歳なんですけれども、私の母親も元々日本代表で、アジア大会で銀メダルを取ってるっていう成績を持っています。
母親の影響とホッケーの町、岩手町出身というのが、その環境っていうのが大きかったかなと思います。
元日本代表の母を持ち、ホッケーの町で育った及川選手。
3歳でスティックを握った時から、ホッケーは彼女の人生の一部となっていました。
日本一を経験できなかった悔しさが導いた世界への扉

──中高大でも、ホッケー漬けだったようですが、印象的な思い出はありますか?
及川 特に一番っていうのは中高大どこでも日本一を取ったことないんですよ。
大学は天理大学っていうホッケーの強豪校に入ったんですけれども、高校でもインターハイ経験ないですし、中学校の時も全中っていう大会でベストエイトというところまで行ったんですけど、一度も日本一を取れずにっていう悔しさを経験したっていうのはありますね。
──その後プロとして活躍しながら代表入りを目指していましたが、2016年リオでは落選となりました。この時の心境を教えてください。
及川 最終メンバーに残ってたメンバーで、私だけが落とされたっていう、結構自分の中では「もう何でだろう」っていう悔しさしかなくて。
でもその時にはオランダ行きが決まっていました。世界1位のリーグに私が参戦して、自分が花を咲かせたいっていう想いだけで、代表メンバーに選ばれなかった悔しさを紛らわしてました。
日本一を一度も経験できなかった学生時代。
そしてリオ代表落選という挫折と、世界最高峰のオランダリーグへの挑戦という新たな扉を開くきっかけとなりました。
オランダで実感したセルフケアの重要性

──ケアの重要性に気付いたきっかけを教えてください。
及川 オランダに行ってからですかね。
日本で所属していたSONYでは、ケアしてくれる人がついてたので、週に1,2回ケアを受けられる環境がありました。ただ、その環境がなくなって、セルフケアの積み重ねが怪我をしない身体に繋がっていくんだなっていうのを実感したときに、セルフケアの大切さっていうのはすごく感じました。
日本では恵まれたケア環境にいた及川選手。
オランダでその環境を失って初めて、セルフケアの重要性に気づいたという転機が訪れました。
「気持ちでカバーしてるけど、体はボロボロ」専門家の一言で変わった意識

──コンディションが不調で、苦しんだ時期はありますか?
及川 苦しんではいませんでしたが、疲労を溜めすぎて実は不調だったかもと感じるのはSONYに所属しながらオランダを行き来してる時です。ヨーロッパのシーズンがオフだったとしても日本でプレーをしていて、ずっとシーズンインだったんですよね。
その時にチームのケア担当者に「気持ちでカバーできてる部分もあるけど、体の中ボロボロだよ」って言われました。だから多分その気持ちが切れた時に怪我するから、ちょっと気をつけてねっていうアドバイスを受けた時には、自分気づかないところでめちゃめちゃ疲労溜まってるんだなって。そのコメントがなければ多分気づいてなかったです。
1年間休みなく戦い続けた及川選手。
客観的な専門家の視点があって初めて、見えない疲労の蓄積に気づくことができたのです。

──客観的なアドバイスで改善できたと思いますが、ご自身の身体も客観視してケアを行っていますか?
及川 やってますね。ケアの中にも種類があると思うんですよ。ケアの道具を使ったり、ヨガとかもやるんですよね。
自分のマインドセットの為にも。ヨガって自分の呼吸を深くして、色んな筋肉と向き合って伸ばしたりっていうのがあるので、すごく筋肉が張ってたりすると、すごくここの伸びが悪いなとかっていうのをヨガで気づけたりとか。ケアの方法も色々あるなと思うので、色んなケアの方法の中で自分の体と向き合ってます。
道具を使ったケアだけでなく、ヨガによるマインドセットも重視。
呼吸を深くして筋肉と向き合うことで、身体の微細な変化に気づくという繊細なアプローチを実践しています。
低姿勢で行うスポーツの疲労にも最適な「面で捉える」ケア法とは

──好きなuFit製品を教えてください。
及川 Vibrating Roller MiniとRELEASERシリーズはめちゃめちゃ好きです。
自宅ではuFit RELEASERを使っていて、移動が伴う場合にはRELEASER Miniを使ってます。こだわりはアーチ型のアタッチメントですね。球型とかと違って面積を広く当てれるので、外側に筋肉が出てるところに面積広く当てて筋膜リリースができるので一番お気に入りです。一回で面積広くできるっていうのが私好みで。
ホッケーだと低い姿勢を取らなきゃいけないので、すごく疲労が出るハムストリングやお尻にもすごく当てやすいです。
球型ではなく、アーチ型のアタッチメントにこだわる理由。
ホッケー特有の低い姿勢から来る疲労に、面積を広く当てられるという効率的なアプローチが魅力だと語ります。

──Vibrating Roller Miniのお気に入りポイントは?
及川 まずサイズがミニでちっちゃいっていうのと、普通のノーマルサイズよりも軽いので持ち運びにすごく便利なんです。ホッケースティックを背負ってスパイクとか入ってるところにピョンって入れられるんですよ。
すごく持ち運びに便利だし、だからこそ試合前に移動とかで筋肉が張ったところに使いやすい。寝る前とか特に疲れて「とりあえずほぐして〜」みたいな時とかも背中に乗せながら今日も疲れたなみたいな、「1日お疲れ様」みたいな感じで使ったりもします。
ホッケースティックと一緒に持ち運べるコンパクトさ。
「1日お疲れ様」という労いの気持ちを込めたケア習慣が、長い競技生活を支えています。
36歳現役が描く未来 ーホッケーを知らない人への普及活動ー

──アスリートとしての今後の展望を教えてください。
及川 来年(2026年)の9月、10月にあるアジア大会でロスへの出場権をいち早く獲得することがまずあります。
そして、まだまだ日本でマイナースポーツっていう括りにホッケー競技があって、海外でプレーをした私からしたらすごく寂しいこと。ホッケーを知ってる人にホッケーを広めるんじゃなくて、ホッケーを知らない人にいろんな形でホッケーを広げていきたいなっていう想いがすごく強いです。
6大会連続五輪出場という実績を持ちながら、まだマイナースポーツという現実。
2026年アジア大会での優勝とロス出場権獲得を目指しながら、ホッケーを知らない人への普及活動に情熱を注いでいます。
──最後に観てる皆さんに一言お願いします。
及川 私自身、アスリートとして長くホッケーをやっているのは健康だからこそ、怪我がないからこそ、ここまで続けています。
ぜひ皆さんもuFitの商品を使いながら、アスリートじゃなくても一般の方も、まず健康であることが一番人生を明るくすると思うので、自分自身らしく輝き続けられるように、これからも引き続きお互いに頑張っていきましょう。
36歳まで現役を続けられる秘訣は「健康」と「怪我のない身体」。
ケアはアスリートだけでなく、全ての人の人生を明るくするという力強いメッセージが込められています。
まとめ
及川選手のインタビューからは、世界最高峰のオランダリーグで学んだセルフケアの重要性と、それを支える徹底したケアルーティンの姿が見えてきました。
日本では恵まれたケア環境にいた選手が、オランダでその環境を失って初めて気づいたセルフケアの価値。1年間休みなく戦い続けた身体に、専門家から「気持ちでカバーしてるけど、体はボロボロ」という言葉をもらい、客観的な視点の重要性を実感しました。
36歳という年齢まで現役を続けられる秘訣は「健康」と「怪我のない身体」。その基盤となっているのが、セルフケアの積み重ねです。
「健康であることが一番その人の人生を明るくする」という及川選手の言葉は、アスリートだけでなく、全ての人にとってケアの価値を教えてくれます。
アスリートの挑戦を支えるケアブランド uFit
今回のインタビューで及川選手が語ってくださったように、日々のトレーニングや大会でのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、質の高いケアが不可欠。
uFitは、及川選手のようなトップアスリートをはじめ、さまざまな競技の選手たちの挑戦を、uFit製品でサポートしています。

ケアブランドuFitは、単なる疲労回復だけでなく、パフォーマンス向上、怪我の予防、そして競技への集中力維持まで、アスリートのあらゆる側面をサポート。
及川選手が愛用する「RELEASER Mini」「RELEASER」「Vibrating Roller Mini」をはじめ、uFitが提供する製品は、アスリートの最高のパフォーマンスを支えるためのツールとして、多くの現場で活用されています。
uFitは、これからもアスリートの挑戦をサポートし、スポーツの発展に貢献していきます。
