RIZIN出場!浅倉カンナ選手の痛いしくじりとは?【対談企画⑶】

【対談企画⑶】RIZIN出場!浅倉カンナ選手の痛いしくじりとは?

2022/05/08

浅倉カンナ選手は女子総合格闘家として2014年に17歳でデビューし、2017年の「RIZIN」で優勝するなど常に第一線で活躍してきました。

前回は『浅倉カンナ選手にとってライバルとは?』というテーマでライバルや、憧れの存在について聞いてきました。【前回の記事を見る:浅倉カンナ選手にとってライバルとは?】

今回は『浅倉カンナ選手の痛いしくじり』というテーマで、浅倉選手の競技人生での後悔などをuFit代表である林ケイスケが深く聞いていきます!

一流アスリートの苦悩や後悔から学ぶことは多いのではないでしょうか?

浅倉カンナさんの実体験を深く聞いていきます。

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浅倉カンナ

女子総合格闘家

千葉県出身。1997年10月12日生まれ24歳。パラエストラ松戸所属。RIZIN 2017 女子スーパーアトム級トーナメント優勝。 アメリカ老舗MMAサイト・SHERDOGの女子世界アトム級ランキングで4位にランキングされている。人気YouTuberとしても活躍中

浅倉カンナが1番後悔していることとは?

林:今までで一番しくじったことだったり、後悔していることはどんなことでしょうか?

浅倉:自分はずっとレスリングをやっていたので、やめたことが一番の後悔だったんですけど、でもその後悔を良く使えば良いと思うんですよ。その時は落ち込んでるし、本当に「あー何やってるんだろう」と思っていたんですけど、今は全く思わないですね。

林:気持ちにどのような変化があったんですか?

浅倉:むしろあの時すぐ格闘技やってて良かったなって思えるようになりました。失敗することってみんなあると思うんですよ、競技をやっていなくても。けどそれを力に変えちゃえば失敗とは思わないんじゃないかな。

林:失敗がどのように力に変わりましたか?

浅倉:自分はポジティブになんないとやっていけなかったんで。レスリングを止めた時は本当にショックで落ち込んだんですよ。毎日泣いて「あーレスリングなくなっちゃったんだ」とか思っていたんですけど、良いタイミングでまた頑張れることを見つけられたので、悔しさをもうパワーに変えてましたね。

林:総合格闘技に出会ったのですね。

浅倉:こっちでは絶対トップになってやるみたいな、何クソ精神じゃないですけど、そんな感覚でしたね。だからその時は失敗と思っていたけど、今は別に失敗と思っていないです。

浅倉カンナが立ち直るまでにかかった時間とは?

林:失敗から立ち直るまで、どのぐらい時間がかかりましたか?

浅倉:正直結構かかりましたね。格闘技を初めてからも、自分が対戦していた相手がレスリングで活躍してるのを見ると「あー自分もレスリングやってたらどうだったのかな」と思うときは沢山ありましたね。今も……レスリングをやっていたらどうなったのかなと思う時はあるんですけど、今は格闘技が楽しいのでそんなにマイナスな感情じゃないですね。レスリングを中途半端に辞めちゃったので、今回はもう中途半端に辞めたくないと思っていて、それで頑張れるというか、時間はかかったけど考え方を変えてみて自分は立ち直りました。

林:やっぱり対戦相手の人が活躍するのは気になるんですね。

浅倉いやー気になってましたね。正直。

浅倉カンナの意識が変わった瞬間とは?

林:いつくらいから、意識が変わってきたんですか?

浅倉:んー、割り切れたのいつかな。でも本当に時間はかかりました。RIZIN初めて出たのが高校生の頃で、その時みんなから凄いねって言われたんですけど、レスリングも本気でやってたので、「思ってたのはここじゃないんだよな」ってその時ですら思ってましたね。でも今はベルトを獲りたいっていう目標ができて、そこからやっぱり変わってきましたね。

林:なるほど、そうして立ち直ったのですね?

浅倉:本当に落ち込んだんですけど、今思い返してみればあーあの時ほんと落ち込んでたなぐらいの感覚です。

浅倉カンナからの皆様へのメッセージ

林:このチャンネルを観てくださっている方に向けてメッセージとかがあればお願いします。

浅倉選手:最初に言ったことですけど、続けてることが一番強くなるコツだと思うので、やっぱり今モチベーションが落ちてる人とかいると思うんですけど、その中でも逆に今がチャンスだと思って、人がちょっと疎かになってる時に頑張れればいつか絶対に結果が出ると思います。中途半端にやってしまうと結果もでないし、ずーっと苦しいと思うんですけど、突き詰めちゃえば絶対結果は出るし、「コツコツと続ける」のがやっぱり一番なんじゃないかなと思いますね。厳しいかもしれないですが。

林:いやでもそうですよね。子供たちに向けてメッセージをお願いします。

浅倉:まあ厳しいかも知れないけど、やっぱり楽しくないと続かないと思うので、この期間にどれだけ続けられるかすごく大事だと思います。苦しくならない程度って難しいですけど、コツコツが一番です。

まとめ

今回は浅倉カンナ選手に「浅倉カンナの痛いしくじり」というテーマで、今でも後悔している過去のことについてお話を伺いました。

次回の対談では「浅倉カンナの女性アスリートだからこその悩み」というテーマでたくさんのお話を聞いていきます。

【第1回】「浅倉カンナはなぜ強いのか?成長のきっかけ」

【第2回】「浅倉カンナにとってライバルは?」

【第4回】「浅倉カンナの女性アスリートだからこその悩み」

【第5回】「浅倉カンナのオフの過ごし方」

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