

身体の声に耳を傾け、動きの中で整える

怪我自体は少ない方ですが、負担を感じやすいのは腰やお尻、ハムストリングです。バドミントンでは急激に捻らない限り足首を痛めることは少ないのですが、強くなるほどお尻や太ももで身体をしっかり止めるようになるため、下半身への負担が大きくなります。そのため、練習前には動きながらのアップを徹底し、刺激を入れたり神経を使ってバランスを取ったりして怪我予防に努めています。

身体作りの基本となる炭水化物やタンパク質はもちろん、意識しないと不足しがちな乳製品や果物も積極的に取り入れています。大学で学んだ知識や代表での栄養指導を基に、食材のグラム数を測って食べる量をコントロールするのもこだわりです。また、妻が栄養に関する資格を取ってサポートしてくれているので、そうした身近な支えにも感謝しながら、日々のコンディションづくりに取り組んでいます。
「目の前の一球」に集中する思考

試合中常に心がけているのは「先のことを考えず、今自分がすべきことに集中する」ということです。バドミントンは展開が早く、連続失点してしまう場面もありますが、焦っても仕方がありません。競技全体で見れば、目の前の数点は一部に過ぎず、1点ずつ着実に取り戻すしかないからです。厳しい状況でも「やばい」という感情に流されず、「今、何をするべきか」に思考を切り替えるトレーニングを日頃から重ねています。

コンディション維持のため、規則正しい生活を意識しています。自宅ではオーダーメイド枕、遠征先には専用の寝巻きを持参し環境を整えています。
試合が深夜に及ぶとアドレナリンで興奮し、休みたい時に昼寝ができない難しさもありますが、着圧ソックスでの疲労軽減なども取り入れながら、過酷な日程でも生活リズムを崩さないよう意識して休養をとっています。
田中選手にとって休息とは

「心身をリセットし、自分らしさを取り戻すための時間」です。
週6日の厳しい練習や遠征が続く中でも、睡眠時間をしっかり確保し、限られたオフには妻と過ごす時間を大切にしています。そうして一度思考と身体を整えることが、過酷なコートに立ち続けるための原動力になっています。
選手愛用アイテム

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