ジムに行かなくても、本格的な筋トレができる最強の自宅トレーニング器具「チンニングスタンド」
数多くのメーカーから販売されているので、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
購入後に「絶対に後悔したくない!」という方向けにおすすめのチンニングスタンドをピックアップしたので自分に合ったチンニングスタンドを選んで、自宅で憧れの体へと鍛え上げていきましょう!
*「ぶら下がり健康器」「懸垂マシン」「チンニングマシン」と言うこともありますが、この記事ではチンニングスタンドと言います。
▼今回ご紹介するチンニングスタンド10選▼
※画像をクリックすると商品の解説にショートカットできます。
この記事を書いた人
ufit編集部
メディア編集者
uFit編集部では筋トレやダイエットについての記事を編集しています。皆さんの気になる商品や最新の情報を取り上げていきます。
監修者
林慧亮
uFit代表
Youtubeチャンネル「林慧亮」は登録30万越え。自重トレーニングのメニューをはじめ、筋トレやダイエットの知識について執筆。著書に学研から出版した「30日で体を変える 超効率的自重ワークアウトプログラム」がある。
チンニングスタンドの絶対に後悔しない選び方
チンニングスタンドは筋トレグッズの中でも高額なので、絶対に後悔しない選び方をしたいですよね。
さまざまな理由で「購入してみたはいいけど、邪魔になってしまった。。」なんて話はよく聞きます。
そこで、今回は購入してから後悔しないためにも、事前にチンニングスタンドの選び方を知っておきましょう。
1.自宅に置けるサイズで選ぶ
まずは自宅に置けるスペースがあるか、チンニングスタンドのサイズを確認するのが大切です。
コンパクトなサイズのものから大きなサイズのものまで様々なので、購入前に自宅で使用する予定のスペースをメジャーで測ってみましょう。
部屋の大きさによっては、できるだけ省スペースで置けることもポイント!
最近では高さ調節ができるチンニングスタンドが主流になってきたので、高さ調節できるチンニングスタンドを選ぶのもいいですよ。
2.フレームが太く耐荷重が高いものを選ぶ
チンニングスタンドの耐荷重の目安は100~150kg。
懸垂をする際、反動で負荷がかかるので体重×2倍の耐荷重だと安心。
また、耐荷性が低いチンニングスタンドを選んでしまうと、トレーニングをしている最中にグラグラ揺れて、効率的に行うことができないので必ず確認するようにしましょう。
3.多機能なチンニングスタンドを選ぶ
肘パッドがついていないチンニングスタンドは、できるトレーニングが限られてしまいます。
懸垂だけでなくディップスや腹筋ができる、チンニングスタンドを選ぶのがおすすめです。
また、チンニングスタンドを選ぶ際には「肘・背中パッドが付いているモデル」を選ぶようにしましょう。
トレーニング種目の幅が広がり、腹筋など上半身も鍛えたいと考えている方は「肘パッドつき」は必須の機能ですよ。
チンニングスタンドの下にマットを敷くことをおすすめします。
マットがあれば、トレーニング中の防音対策になりますし、床を傷つける心配がありません。滑り止めの効果もあるので、安全に着地することができます。チンニングスタンドの下に敷くマットのおすすめはこちら!
おすすめの最強チンニングスタンド10選!
チンニングスタンドは大きさや機能がさまざまなので、自分に合ったものを見つけていきましょう。
▼今回ご紹介するチンニングスタンド10選▼
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1.STEADY ST115
◆これを選んでおけば間違いなし!
たくさんのメーカーが販売しているチンニングスタンドの中でも、1番安心して購入をおすすめできるのはSTEADYのチンニングスタンドです!
安定感もあり、サイズもそこまで大きくないので省スペースでコンパクトに使用することが可能です。
さらに懸垂の際に膝が接触して邪魔になりがちなウエストパッドを、回転できるように設計してあるので、集中して懸垂に打ち込むことができます。
初心者から上級者まで、誰でも安心して使うことのできるチンニングスタンドです。
林ケイスケ
正直に言うとチンニングスタンドはどれも同じような価格や機能性のものが多く、差をつけることがとても難しい器具です。
大差がない中でも「STEDY」はクオリティが安定している点や、国内ブランドで保証や対応が素早いという点で選んでおけば、間違いないメーカーです。
他のメーカーも紹介しますが、私はこちらのチンニングスタンドを購入することをおすすめします!価格 | 15,980円 |
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耐荷重 | 150kg |
高さ調節 | 7段階(186cm~207cm) |
サイズ | 幅57.0cm×奥行95.0cm×高さ186~207cm |
保証 | 1年間保証 |
2.Wolfyok
ウルフヨックのチンニングスタンドは、腕を乗せるアームレストと背中のパッドの調節が最大6段階で調整できます。
チンニングスタンドの土台はπ字型構造で安定感が抜群。本体の耐荷重量は180kgなので、体重が重い方も安心してトレーニングに取り組むことができます。
また、トレーニングチューブもついているので懸垂に初めてチャレンジしたい方にもおすすめです。
価格 | 11,880円 |
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耐荷重 | 180kg |
高さ調節 | 11段階(169〜212cm) |
サイズ | 幅78 cm×奥行95 cm×高さ169~212cm |
保証 | 1年保証 |
3.WASAI(ワサイ) MK501
とにかく安定性が高いことで定評のある「WASAIのチンニングスタンド」
とてもシンプルな作りですが、ディップスなどのトレーニングができる肘立てがあり、最低限の機能もあるので十分満足できます。
このお値段で安定感がかなりあるのでコストパフォーマンスは優れた最強のチンニングスタンドです。
若干、大きめなので部屋の大きさに余裕がない場合は注意しましょう。
価格 | 7,980円 |
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耐荷重 | 120kg |
高さ調節 | 10段階(163cm~203cm) |
サイズ | 幅98cm×奥行80cm×高さ163~203cm |
保証 | なし |
4.BARWING(バーウィング)
頑丈な50mm角型フレームを採用しており、コンパクトながらも揺れやぐらつきが少なく、トレーニングをおこうなうことができます。
また、250kgまで耐えられるうえに4つの握り方でトレーニングできるので筋トレの幅も広がりますよ!
ハンマーストーン、イエロー、ホワイト、レッドとカラーバリエーションが豊富なのも魅力。
価格 | 11,800円 |
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耐荷重 | 250kg |
高さ調節 | 11段階(183.4cm~232.9cm) |
サイズ | 幅72.5cm×奥行91cm×高さ183.4~232.9cm |
保証 | 製品保証あり |
5.PYKES PEAK
高級感漂う洗練されたデザイン性が特徴の「PYKES PEAKのチンニングスタンド」
土台の設置面積が広く安定しているため、安定感抜群でトレーニング中に揺れる心配もありません。
価格相応のクオリティといった感じで、長期間使用するとなると難しいですね。
価格 | 10,183円 |
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耐荷重 | 150kg |
高さ調節 | 6段階(180cm~230cm) |
サイズ | 幅70cm×奥行90cm×高さ180~230cm (奥行き×横幅×高さ) |
保証 | メーカー1年保証 |
6.BosClub
八字型の支柱により土台が安定感が増すので、グラつく心配が少ないです。
握りやすく、滑りにくいグリップを採用しているため、汗をかいても滑りにくいのが魅力。
ただ、保証について記載がなかったのは残念。
価格 | 8,980円 |
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耐荷重 | 150kg |
高さ調節 | 10段階(165cm~210cm) |
サイズ | 幅82cm×奥行98cm×高さ165~210cm |
保証 | なし |
7.WASAI(ワサイ) BS30W
機能を抑えた安めのチンニングスタンドを購入したいという方にはコチラがおすすめです。
最大の特徴はスリムでコンパクトなところ。狭いスペースでも設置することができるので省スペースで置いておくことができます。
しかし、背もたれや肘パッドがついていないのでできる種目が限られてしまいます。
価格 | 8,980円 |
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耐荷重 | 100kg |
高さ調節 | 4段階(185cm~195cm) |
サイズ | 幅76cm×奥行97cm×高さ185~195cm |
保証 | 製品保証あり |
8.HAIGE(ハイガー) プラップバーM2
前後左右の揺れに強いハの字スタンドを採用しており安定感が抜群。
人間工学に基づいた凹型のハンドルバーがついているので、懸垂時に頭が抜けるのでフォームが崩れません。
ただ、紹介したチンニングスタンドの中で幅と奥行があるものなので、スペースを重視している人にはおすすめしません。
価格 | 17,360円 |
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耐荷重 | 200kg |
高さ調節 | 10段階(172cm〜235cm) |
サイズ | 幅110cm×奥行123cm×高さ172~235cm |
保証 | あり |
9.MRG(エムアールジー)
かなりシンプルなチンニングマシン。
幅と奥行が小さく、製品の重量が12kgとかなりコンパクトなので健康の一環としてぶら下がったり、懸垂を行う人におすすめです。
また、インテリアの邪魔をしないブラウンも展開しているので女性にも人気の商品。
価格 | 8,980円 |
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耐荷重 | 150kg |
高さ調節 | 6段階(140cm~218.5cm) |
サイズ | 幅60cm×奥行55cm ×高さ140~218.5cm |
保証 | なし |
10.アルインコ(ALINCO) FA900A
こちらもシンプルなチンニングマシンですが、ディップバーやプッシュアップバーもついているのである程度のトレーニングはできます。
しかし、90kgしか耐えたれないので全ての人におすすめできる商品ではないです。
価格 | 17,281円 |
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耐荷重 | 90kg |
高さ調節 | 202〜222cm |
サイズ | 幅110cm×奥行78.5cm×高さ202~222cm |
保証 | あり |
【番外編】壁に取り付ける簡易型チンニングスタンド「Fityou」
自宅にチンニングスタンドを置くスペースがない方のために、壁に取り付けるタイプのチンニングスタンドを紹介します。
自宅のドアに取り付けるだけで簡易的なチンニングスタンドになる「Fityouぶら下がり健康器」
ドアに接触するところはクッション材になっているので、ドアを傷つけることなく懸垂をすることができます。
他のチンニングスタンドより性能面では劣ってしまいますが、価格が2,200円と安く、さらに省スペースで懸垂トレーニングができますよ!
チンニングスタンドを使ったおすすめの筋トレメニュー4選
ここからは、チンニングスタンドを使った、おすすめの筋トレメニューを4つ紹介します。
1.【広背筋】チンニング
まず最初は、基本的な懸垂のやり方について。正しいやり方で、しっかりと広背筋に効かせましょう。道具なしでは鍛えづらい背中も、チンニングスタンドがあればしっかり逆三角形に。
懸垂ができるか不安な方は、まず椅子に立ってトップの位置を固定してから、下ろすことだけ集中すれば正しいフォームが身につきます。
チンニングの正しいやり方
- 肩幅よりも「拳1つ」広くバーを握る
- 胸を張りながら、背中の広背筋を収縮させて、身体を持ち上げる
- ゆっくりと下ろし、元の状態に戻る
- 10回を1セットとして、3セット行う
チンニングのコツ
- 小指側を強く握り、肩関節を外旋させる
- 肩に力が入らないように、肩甲骨を下げる
- 肘を腰にぶつけるようなイメージで行う
2.【上腕二頭筋】逆手懸垂
逆手懸垂はバーの持ち手を逆にして行う懸垂です。バーを持つ幅と持ち手の向きを調節することで上腕二頭筋が鍛えらます。
また、上腕二頭筋以外にも広背筋の下側の筋肉に効果的なので、通常の懸垂と合わせて行いましょう。
上腕二頭筋と背中を一緒に鍛えられる逆手懸垂は、体を持ち上げる感覚を養うことができます。通常の懸垂と比べて背中が丸まりやすいので注意しましょう。胸をバーに近づけるように意識すると、フォームが綺麗になります。
逆手懸垂の正しいやり方
- 肩幅と同じくらいの幅で、逆手でバーベルを持つ
- 息を吐きながら、顎がバーベルのところまで近づける
- ゆっくりと身体を下ろして、元の状態に戻る
- 10回を1セットとして、3セット行う
逆手懸垂のコツ
- 呼吸を止めないようにする
- 二の腕の上腕二頭筋が収縮していることを感じる
3.【大胸筋】ディップス
ディップスは両脇のスタンドを握って大胸筋と上腕三頭筋を鍛えていく筋トレです。身体を浮かせて、上半身を少し前傾させながら身体を上下して鍛えていきます。
深く体を落とし込むことで、大胸筋の下部と上腕三頭筋を刺激することができます。肘が開いてしまうと力が逃げてしまうので気を付けましょう。
目線は前を向いたまま、肘を締めるように意識すると力が逃げることなく使い切ることができますよ。
ディップスの正しいやり方
- 両脇にあるスタンドを握り、身体を地面から浮かせる
- 肘を伸ばした状態から、少し身体を前傾させる
- 前傾した姿勢のまま肘を曲げ、身体を下ろす
- 肘が90度に曲がるまで下ろしたら、上腕三頭筋を意識してゆっくり元の状態に戻る
- 10回を1セットとして、3セット行う
ディップスのコツ
- 腕は最後まで伸ばす
- 身体を少し前傾させた状態で動作を続ける
- 動作はゆっくり行う
- 大胸筋下部を意識して行う
【参考】ディップスのやり方を徹底解説!
4.【腹筋】ハンギング・レッグレイズ
ハンギング・レッグレイズは、バーベルにつかまりながら足を振り上げることで、腹筋を鍛えていく筋トレメニューです。かなり高負荷な腹筋メニューになるので、少しずつ腹筋を強化していきましょう!
ぽっこり出やすい下腹部を刺激できる種目です。足を振り上げる際に体が揺れてしまうと、バランスが取れなくなります。勢いで振り上げるのではなく、股関節を折り曲げるように意識してください。初心者は膝を曲げながら持ち上げていくと、強度がコントロールしやすいです。
ハンギング・レッグレイズの正しいやり方
- 肩幅くらいでバーベルを握り、両足を揃える
- 足を伸ばしたまま、両足を腹筋で持ち上げる
- 重力に負けないように、ゆっくりと足を下ろす
- 10回を1セットとして、3セット行う
ハンギング・レッグレイズのコツ
- 呼吸を止めないようにする
- 足を揃えて行う
- 動作を一定の速度で行う
まとめ
今回は絶対に後悔しないチンニングスタンドの選び方を紹介しました。
機能やコストパフォーマンスはメーカーによってさまざまです。
この記事で知ったことを参考に、自分に合ったチンニングスタンドを選んでみてくださいね!
さっそく自宅にチンニングスタンドを設置して、理想的な身体へと鍛え上げていきましょう。
▼今回ご紹介したチンニングスタンド10選▼
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