

体に向き合う、オフグラウンドのルーティン

ケアがとても得意なタイプかと言われたら、正直そうではないかもしれません。ただ、だからこそ自分なりのルーティンを決めて、毎日続けることを大事にしています。試合が終わったらストレッチを30分ほど、その後はベッドでマッサージガンを使いながら体をほぐして休む。それが毎日の流れです。
特に意識しているのが右肩のケアです。私はスローイング(※1)するポジションなので、肩への負担は避けられません。MRIにも映らないくらい繊細な症状が続いていて、週に1回、針を打ってほぐしてもらっています。派手なケアではないですが、積み重ねることが大事だと思っています。

睡眠は8時間を目標にしていて、サプリメントも寝る前と朝の運動前に欠かさず飲んでいます。トップアスリートも使っていて、他球団でも広まっていると聞いて取り入れました。食事は寮でしっかり食べることを基本にしていて、オフの前日はチームメイトと外に食べに行くのが楽しみになっています。グラウンドの外では、できるだけ体と頭を休めることが自分のスタイルです。
※1・・・ 野球におけるスローイングとは、野手が捕球したボールを他の野手やベースに向かって送球する動作全般を指します。
言葉にすることで、取捨選択できるように

西武では若手がアプリを使って毎日リフレクション(振り返り)を書くのですが、指導者やスタッフ全員が見られる環境で、アドバイスをメールでもらえる仕組みになっています。続けていくうちに振り返りの質が上がってきて、なぜ失敗したのかを言葉にできるようになったことは、この取り組みで手に入れた力だと思っています。
ショートというポジション柄、毎日複数のコーチから色々な指導を受けます。指導いただいたことはとりあえず全部メモして、試してみて合わなかったものは省く、ということを文字にしていくと、「前これ言われていたな」と振り返れるようになってきました。コーチによって言っていることが全然違うこともあるので、自分に合うものを見極めることが大事だと思っています。

守備の目標は源田(壮亮)さんです。三遊間の打球を捕って、軽くピュッと投げてアウトにする。体幹が強いからブレなくて、ファーストもちゃんと見えて送球も安定する。本人もそう言っていました。秋のキャンプで一緒になって仲良くなって、技術的なことだけでなく「20歳の時にこういう練習をやっていた」という話も教えてもらっています。ハンドリング(※2)について聞いたら「感覚。ノックとグローブ」と言っていて。自分に合うグローブを探して、数をこなすことが大事なんだと思いました。
※2・・・野球におけるハンドリングとはゴロやフライなどの打球をグラブで捕球し、素早く投げる方の手(利き手)に持ち替えて送球するまでの一連のボールさばき
齋藤選手にとって休息とは

フィールドから出たら、もう全部休息だと思っています。
高校の時に、無理をしても成績は上がらないと気づきました。3年生になってしっかり切り替えを意識して休むようにしたら、成績も比例してきたんです。それからは「今日は今日で終わり」と区切りをつけることを大事にしています。練習するなら朝にやって、夜は体を休めることに使う。そのリズムが自分には合っています。
選手愛用アイテム

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撮影の合間の一コマ

最近ハマっているYouTubeは「レイクレ(Lazy Lie Crazy)」です。「アホな奴らがいるんですけど」って感じで、めちゃくちゃ面白いんですよ(笑)グラウンドではあまり見せない顔かもしれないですけど、こういう話になると自然と熱くなってしまいます(笑)。
