

腰と足首、2つの弱点に向き合い続けた現役生活

中学1年生の時にヘルニアを患って以来、私は常に腰の状態を一番に気にしながらバドミントンを続けてきました。当時はブロック注射を何回も打ち、リハビリを重ねてなんとか復帰できましたが、時には試合をキャンセルせざるを得ないほどの腰痛や、ぎっくり腰に見舞われることもありました。バドミントンは腰に大きな負担がかかるスポーツです。特に連戦が続く時期は腰のケアに注力し、痛みを抱えながらもうまく付き合ってきた感覚があります。
腰への不安があったからこそ、睡眠環境には人一倍気を使っていました。負担を減らすために横向きで寝ることを徹底。遠征先のヨーロッパなどではマットレスが柔らかすぎて腰を痛めやすいため、マイ枕はもちろん、時にはマットレスまで現地へ持参していたほどです。体を休める姿勢や寝具には、できる限りの気を配っていました。

また下半身では、頻繁な足首の捻挫にも悩まされました。膝は強くて痛くなったことがほとんどないのですが、両足首が本当に緩く、今でもテーピングやチューブトレーニングで補強しないと不安なほどです。
それでも競技生活全体を振り返ると、大きな怪我は比較的少ない方でした。それはきっと、体の使い方が自然と上手だったからかもしれません。スタッフからもそう言われたことがあります。無意識ではありましたが、その体の使い方が結果として怪我をしにくい体づくりにつながっていたのだと思います。
オンとオフをきっぱり切り替えるコンディショニング

現役時代、オフの日はバドミントンから完全に離れると決めていました。友達と会ったり、好きなアーティストのライブに行ったりしてリフレッシュする時間を大切にしていたのです。ただ、練習前夜だけは絶対に夜更かしをせず、夜11時には布団に入ることを徹底していました。「毎日8時間の睡眠を確保すること」これが、現役の私にとって一番のコンディション管理でした。

引退後、名古屋のチームを指導する立場になってからは、生活環境や体の変化を実感しています。コートで動き回り続ける現役時代とは異なり、指導者はコートサイドで長時間立ちながら全4ペアの試合や練習を見守ります。そのため、以前よりも下半身や足に疲労が溜まりやすくなりました。
そこで現在は、お風呂にゆっくり浸かって体を温めたり、ストレッチポールを使って入念にセルフケアをしたりしています。現役時代のように毎日専属のトレーナーさんがついていてくれるわけではないため、自分でマッサージの予約を入れ、日々のケアを意識するなど、以前よりも「自分で自分を整える大切さ」を強く感じています。
髙橋さんにとって、休息とは

現役時代にとっての休息は、まさに「オンとオフの切り替えの時間」でした。しっかり休んで、また次のパフォーマンスのためにスイッチを入れる場所。それが当時の休息です。
そして現在、休息は「育児と仕事を頑張るための自分へのご褒美時間」へと変化しました。最近の一番のお気に入りは野球観戦で、月に一度は球場に足を運んでいます。現役時代とやっていることは違いますが、「しっかり休んで、また明日から頑張る」というサイクル自体は今も変わっていません。
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撮影の合間の一コマ

実はここ2年ほど、野球観戦にものすごくハマっているんです!推し球団は「読売ジャイアンツ」。好きな選手が多すぎて、語り始めると尺が足りなくなってしまうくらい(笑)。 月1ペースで球場へ行き、客席から熱く応援している時間が、今の私にとって最高のリフレッシュになっています!
