

「失敗しない男」を支えるルーティン化

僕の持ち味は「抜群の安定感」や「失敗しないこと」だと言っていただけることが多いのですが、実はその裏側で、生活のあらゆる要素を「ルーティン化」することを徹底しています。例えば朝食は毎日、納豆ご飯とお味噌汁とおかず。夕食も管理栄養士の勉強をしている妻が作ってくれるバランスの取れたメニューと決まっています。

なぜここまでルーティン化するのか。それは、もし調子が悪かったときに、原因を絞り込みやすくするためです。食事も睡眠もバラバラだと、何が原因で動けないのか分からなくなってしまう。でも、生活を一定に保っていれば「今日は体の張りがあるから上手くいかなかったんだな」と、次の対策が明確になります。この「原因の可視化」こそが、8年近く守り続けている「失敗しない男」という看板を支える土台になっています。
怪我を機に見直した「練習以外の時間」

社会人になって、そして特にアキレス腱の怪我を経験してから、練習以外の時間をどう過ごすかという意識が劇的に変わりました。学生の頃はそこまで考えていませんでしたが、今は睡眠の本を読んで自分に合う枕やマットレスを追求したり、1時間かけて入念なアップを行ったりと、コンディショニングはもはや「もう一つの練習」です。

特に食事の摂り方は大きく変わりました。以前は朝食べた後、夜まで何も食べないこともありましたが、今は練習直後に必ずおにぎりやゼリーで炭水化物を補給し、リカバリーを早めるようにしています。体操選手は回転するのでお腹が重くなるのを嫌う人が多いのですが、量は少なくても「細切れに摂る」ことで、怪我からの復帰を早める体作りを意識しています。
萱選手にとって休息とは

自分にとっての休息は、単なるオフではなく「体操をより良くするための投資」です。日曜日の休日も、遠征先での睡眠環境の確保も、全ては最高の演技をするためです。練習以外の時間をいかに大切に過ごすか。その積み重ねが、揺るぎない自信と安定感を作ってくれるのだと信じています。
体験アイテム

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撮影の合間の一コマ

実は僕、服には結構こだわりがあるんです。今日着ている「SUPERDRY(極度乾燥(しなさい))」は、イギリスでよく売っているブランドなんですけど、日本にはあまりないんですよ。海外遠征の時に空港で見つけると「あ、これ買おう」って。SNSに載せるときも、「あ、この服前にも着たな」って意外と気にしちゃうタイプなんです(笑)。英検の勉強も好きで、今は移動中や練習の合間もやっています。やり始めると止まらない、この「突き詰める性格」は体操も趣味も同じみたいです。

