エアロバイク ダイエット

エアロバイクはダイエットに効果的!痩せる効果的な漕ぎを解説!

「エアロバイクで本当に痩せるのか知りたい…」
「エアロバイクの効果的な漕ぎ方を知りたい…」

と疑問に感じてはいませんか?

エアロバイクを使ったダイエットは、短期間で痩せることができる効果的なトレーニング方法です。

しかし、心拍数や身体のメカニズムを知らずに闇雲に漕いでいてもダイエットを成功させることはできません。

そこで今回はuFit公式トレーナーの松浦が、エアロバイクを使った「痩せるダイエット方法」について徹底的に解説していきます。

◆この記事でわかること!

  • エアロバイクをダイエットで正しく使う方法
  • エアロバイクで脂肪を燃やすダイエット方法
  • ダイエットにおすすめのエアロバイク

※エアロバイクの選び方やおすすめは『エアロバイクのおすすめ10選! 気になるダイエット効果も徹底解説』をご覧ください!

この記事を監修した人

松浦雄輝

パーソナルトレーナー

現役パーソナルトレーナー。ボディビルの大会にも出場経験あり。トレーナーとしてトップアスリートの指導にも携わっている。トレーナー育成にも従事しており、月間最高25名を輩出

エアロバイクのダイエット効果を高める3つのポイント

エアロバイクを闇雲に漕ぐよりも、以下の3つのポイントを押さえて漕ぐことでダイエット効果を最大化できます。

以下のポイントを抑えてエアロバイクダイエットに取り組みましょう。

◆エアロバイクのダイエット効果を高める3つのポイント
  1. サドルの高さを調整する
  2. 正しい漕ぎ方と足を引っ掛ける位置
  3. 心拍数を意識する

1.サドルの高さを調整する

エアロバイクで効果的にダイエットをするためにはサドルの高さを「ペダルが下がりきった時に膝が伸びる直前の高さ」にするのがおすすめです。

  • 膝が伸び切る→×
  • 膝が伸び切らず少し余裕がある→◯

そうすることで股関節の可動域を広げ、お尻や太ももなどの大きな筋肉を最大限に使うことができます。

ダイエットで体脂肪の燃焼を狙っている方はサドルの高さは必ず意識するようにしましょう。

2.正しい漕ぎ方と足を引っ掛ける位置

エアロバイクの漕ぎ方や姿勢によって効果が表れる部位が変わってくるので、自分の目的に合った漕ぎ方を意識しましょう。

エアロバイクの正しい漕ぎ方としては以下になります。

  • サドルの後ろの方に座る
  • 目線は下げずに前を向く
  • 骨盤を前傾させて、常に良い姿勢を意識する
  • かかとでペダルを前へ押し込む
  • 土踏まずにで下へ押し込む

かかとでペダルを前に押し込む場合

お尻、もも裏などの下半身の背面に効果的なのでおしり痩せに効果的です。

土踏まずで下に押し込む場合

主に前ももの筋肉が使われるので太ももの引き締めなどのダイエット効果を期待できます。

このように、ペダルを踏む場所や押し出す方向によって、使われる筋肉が変わるので自分に合った漕ぎ方を意識して取り組むようにしましょう。

3.心拍数を意識する

ダイエット効果を最大化して効率よく痩せるためには、心拍数を上げることがとても大事です。

なぜなら、脂肪燃焼が活発に行われる状態(ファットバーンゾーン)は

「きつい...」
「息が苦しい...」

と感じるほど、心拍数を上げることが望ましいとされているからです。

年齢や運動歴などで最適な心拍数は異なりますが、最大心拍数の65%程度を目安にエアロバイクを漕ぐのがおすすめです

計算式としては、「(220ー年齢)×0.65」で求められます。例えば、30歳の場合は「(220-30)×0.65=123.5」となります。

とはいえ、心拍数を計る機械がない方も多いと思うので、その場合は「軽く息切れする」レベルの漕ぎ方を意識しましょう。

このポイントを意識するだけで、ダイエットで脂肪燃焼効果を飛躍的にアップさせることができますよ。

エアロバイクで痩せる正しい漕ぎ方

エアロバイクで痩せる正しい漕ぎ方(スピード)は主に2種類あります。以下のどちらかで漕ぐようにしましょう。

初心者の人でも実践できるので、以下の2つのメニューから使い方を選んでみましょう!

MENU①『短時間で爆発的に体脂肪を燃やす』

  1. 高負荷の設定で全力20秒
  2. 低負荷の設定でもっと全力10秒
  3. 10秒休憩(低速で漕ぎ続ける)
  4. 1と2を1セットとして10セット

HIITというトレーニング方法を活用した「短時間で脂肪を燃やす」エアロバイクトレーニングです。

HIITの「アフターバーン効果」とは「運動後24時間以上経過しても脂肪が燃焼し続ける」効果です。1回の実施時間はおよそ5分程度ですが、毎日5分を1ヶ月継続できれば短期間でも必ずダイエットを成功させることができますよ。

MENU②『低負荷で楽に痩せる方法』

  1. 低負荷の設定でひたすら漕ぐ
  2. スピードは18〜20km程度
  3. 20〜40分以上は必ず漕ぎ続ける

低負荷でできるだけ楽に痩せるためには最低でも15〜20km程度のスピードで20〜40分以上は漕がなければダイエット効果はあまり期待できません。

日頃の運動不足解消や、テレビや音楽鑑賞しながらリフレッシュしたい場合などに実践してみてください!

ダイエットにおけるエアロバイクの消費カロリーは?

ダイエットをする上で、消費カロリーは気になりますよね?

しかし、消費カロリーは年齢や体重によって異なるので個人差があります。

そのため、以下の表で消費カロリーを比較し、運動の強度を理解しましょう。

◯消費カロリー
(体重50kgの人が1時間実施した場合)

>>>ランニング:約400〜600kal
>>>ウォーキング:約180kal
>>>水中ウォーキング:約236kcal
>>>エアロバイク:約300kcal

例えば、体重50kgの人だとエアロバイクによる消費カロリーは60分で約300kcalほどです。(スピードや負荷、姿勢によっても変動する)

ウォーキングだと300kcalを消費するには90分ほどかかってしまうので、エアロバイクの方が断然、効率が良いでしょう。

また、ランニングは消費カロリーが高いですが、道路環境によって膝などへの負担が怪我につながる可能性もあります。

「消費カロリー」と「続けやすさ」のバランスが取れたダイエット方法としてエアロバイクは非常におすすめです。

ダイエットにおすすめのエアロバイク3選

「これからダイエット始めたいけど、エアロバイクを持ってない!」

という人のために、ダイエットにおすすめのエアロバイクを3つ紹介していきます。

エアロバイクの選び方をもっと詳しく知りたい方はエアロバイクのおすすめ10選! 気になるダイエット効果も徹底解説をご覧ください!

1.FITBOX

◆FITBOXの特徴

  • マグネット式システムで静穏性抜群
  • 女性でも25分程度で組み立て可能
  • 集合住宅でもダイエットがこっそりできる

スタイリッシュで静音性が魅力のある「FITBOX」

ほとんど音がしないので、集合住宅などでも問題なく使用できます。

負荷調節も簡単なので届いたその日から、ダイエットを開始できますよ!

タイプ スピンバイク
負荷方式 マグネット方式
機能 メーター表示:時間、速度、距離、カロリー、心拍数
サドルの高さ 64cm~82cm(サドル~ペダル間)
長さx幅x高さ 93x43x107cm
価格 34,800円

2.YOSUDA スピンバイク

◆YOSUDA スピンバイクの特徴

  • 無段階の負荷調節が可能
  • 柔らかい穴あきサドルで快適
  • プロ仕様のビンディングペダルで踏み外しを防止

主にエアロバイクの設計・研究開発を手掛けるブランドの「YOSUDA スピンバイク」

全体的に品質が高いので、ビジュアルのかっこよさや高級感を求めたい方におすすめ。

肉厚なフレームパイプを使用しているので、安定性が抜群です

しかし、「FITBOX」に比べると多少、音が気になるので集合住宅での使用は難しいです。

タイプ スピンバイク
負荷方式 摩擦方式
機能 メーター表示:時間・速度・距離・カロリー・累積距離
サドルの高さ 70~90cm
長さx幅x高さ 101x55x103cm
価格 29,800円

3.STEADY スピンバイク

◆STEADY スピンバイクの特徴

  • 専用モニターで消費カロリーや心拍数を計測できる
  • スマホやタブレットが置けるスタンドスペース付き
  • 水平アジャスターで水平設置調整が可能

国内フィットネスブランド「STEADY」が販売しているスピンバイクです。

購入後の特典として解説動画が充実しているため、サポートが手厚く、カスタマーサポートの対応素早いです。

価格が安いですが、心拍数もしっかり測定できるのでダイエットで効率よく痩せたい方におすすめです。

タイプ スピンバイク
負荷方式 電磁
機能 消費カロリー・心拍数・速度・距離計測可能。
サドルの高さ 89cm~110cm
長さx幅x高さ 110x52x100cm
価格 27,880円

まとめ

今回はダイエットでのエアロバイクの正しい使い方を紹介しました。

エアロバイクを使用すれば、体脂肪燃焼などダイエットで嬉しい効果がたくさんあります。

また、エアロバイクの漕ぎ方、姿勢によっては下半身の脂肪を落として内ももの引き締めやおしり痩せすることも可能です。

今回の記事を参考にエアロバイクの使い方を完璧にマスターし、自宅でひっそりコツコツとダイエットして美しい身体を手に入れていきましょう。