プロテイン 下痢 腹痛

なぜプロテインで腹痛や下痢になるの?合わない人の症状や原因と対策を徹底解説!

2025/02/13

プロテインを飲むと

「腹痛や下痢の症状が…」
「お腹が張って、胃が痛くなる…」

と悩んでいませんか?

プロテインを飲みたいけど飲めない!という方はとても多いです。

そこで今回は、そのような人でも飲めるようになる解決方法を解説していきます。

◆この記事でわかること!

  • プロテインで腹痛や下痢になってしまう原因
  • プロテインを飲んでもお腹を壊さないための工夫ポイント3つ

この記事を参考にしてプロテインを克服し、自分に合ったプロテインを飲むようにしましょう!

プロテインで腹痛や下痢になる原因とは

プロテインで腹痛や下痢になる原因と対策

まずはプロテインを飲んで腹痛や下痢になる原因と他の症状も合わせて解説していきます

当てはまることがないか、1つずつ確認していきましょう。

1. 乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)で腹痛になる

ホエイプロテインによる腹痛や下痢の原因が「乳糖不耐症」です。

乳糖不耐症とは、乳製品に含まれる「乳糖(ラクトース)」を分解する酵素(ラクターゼ)が不足している状態。

酵素が不足している状態でホエイプロテインを摂取すると、未分解の乳糖が大腸で浸透圧を上昇させ、下痢や腹痛を引き起こします

プロテインを飲んでから30分〜2時間以内に腹痛や胃痛などが発生するので、急にお腹が痛くなる人は乳糖不耐症と言えますよ。

牛乳を飲んでお腹がゴロゴロしたり、お腹が張る人も同様です。

乳糖不耐症の人が牛乳を原材料とするホエイプロテインやカゼインプロテインを飲むと、乳糖に対する免疫がないため下痢や腹痛になってしまいます。

参考文献:乳糖不耐症とは(MSDマニュアル)

2.プロテインを過剰摂取している

人間の体は一度に摂取できるタンパク質量には限界があります。

胃腸が弱い体質の方に多いですが、プロテインを一度に過剰摂取すると、吸収しきれなかったタンパク質が腸内にいる悪玉菌の餌となりお腹を下すことも。。

結果的に悪玉菌を増やしてしまう原因となり、腸内環境が乱れて腹痛や下痢を引き起こしてしまいます。

参考文献:腸内細菌と健康(e-ヘルスネット)

林慧亮

プロテインの用法用量は必ず守りましょう!

タンパク質の吸収できる量は個人差があるので、多量に摂取すれば良いというものではありません。

また、体内でいらないと判断された時点で吸収されることはなく、腸内環境を悪化させるだけなので一度に暴飲するのはやめておきましょう!

3.原材料が体に合わない

乳糖の他の原材料が原因で、体に合わないという人はかなりいます。

商品を購入する前には必ず、原材料を確認するようにしましょう。

実際に体に合わない原因となりやすい原材料は以下のものです。

◆体に合わない原因になりやすい原材料

  • 人工甘味料
  • 大豆レクチン
  • 植物油脂
  • カラメル色素

アセスルファムKやスクラロースなどの人工甘味料は腸内細菌のバランスを崩してしまうことがあります。

結果的に体内で吸収されず、下痢やお腹の張りにつながりやすいです。

参考文献:The artificial sweetener neotame negatively regulates the intestinal epithelium directly through T1R3-signaling and indirectly through pathogenic changes to model gut bacteria

また、大豆など豆類に含まれるタンパク質の大豆レクチンは、腸内での栄養の吸収を妨げてしまい、消化不良で下痢の原因になる可能性もあります

参考文献:植物性食品のレクチンで病気になるか?

乳糖を避けても人工甘味料や大豆レクチンが原因でお腹を壊す人のための工夫ポイントを次の章でまとめたので、合わせてご覧ください!

プロテインを飲んでもお腹を壊さないための工夫ポイント3つ

プロテインを飲んでもお腹を壊さないための工夫ポイント3つ

不足しがちなタンパク質補給を手軽にできるプロテイン。

しかし、飲んでお腹を壊してしまったら吸収されていないので本末転倒です

これから紹介する工夫ポイントを実践して、効率よくタンパク質を補給しましょう!

1. 乳糖不耐症の方はWPI(ホエイプロテインアイソレート)か植物性プロテインを飲んでみる

ホエイプロテインのWPIは通常のホエイプロテインと比べて乳糖含有量が大幅に少なく、乳糖不耐症の方におすすめです。

ただ、商品の価格が割高なので、コスパよくプロテインを飲みたい人にはおすすめしません。
参考:おすすめのWPIプロテインを5つ紹介!

他にソイプロテインやピープロテインなど、乳糖を含まない植物由来のプロテインもおすすめです。

植物由来のプロテインのメリットとしては、ホエイプロテインのWPIよりも安いので安くプロテインを飲みたい人は下記の記事を参考にしてください!

参考:おすすめのソイプロテイン10選!女性にも適した安い商品も徹底比較!
参考:ピープロテインのおすすめ5選!メリットやデメリットも紹介!

2. 人工甘味料など余計な添加物が入っていないプロテインを選ぶ

人工甘味料が合わず、お腹や胃腸の不調を起こしている可能性があります。

人工甘味料を使用しておらず、ステビアなどの天然甘味料を使用しているプロテインを選ぶのがおすすめです。

また、人工甘味料が入っているプロテインは後味が悪く、続けづらいと言う人もいるので、プロテインを飲み続ける上でも重要になってきますよ。

自然由来の甘味料やシンプルな成分で構成されたプロテインは安全性が高く、成分表示をよく確認することが大切です

参考:【WHOが警告】人工甘味料でダイエットは逆効果?代わりに使うべき甘味料を解説

3. プロテインを少量で数回に分けて飲む

プロテインを飲んでもお腹を壊さないための工夫ポイント3つ 3. プロテインを少量で数回に分けて飲む

上記のプロテイン選びを行ったうえで、プロテインを一気に飲み干さないように、少しずつ飲むようにすることも対策の1つです。

少量でゆっくり飲むことで、消化吸収が効率よく行われて腹痛や下痢になることを抑えられますよ。

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まとめ

プロテインを飲んで下痢や腹痛になる原因と対策を紹介してきました。

プロテインは高たんぱく低カロリーで、筋トレをはじめダイエットや減量にも使える優れものです

一度腹痛になったからと辞めてしまうのではなく、原因を理解してプロテインを飲めるようになりましょう。

腹痛・下痢・胃痛・吐き気・お腹の張り・ガスが溜まるなどの原因は改善できる可能性が高いので、対策していきましょう!

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