プロテイン 下痢 腹痛

なぜプロテインでお腹を壊すの?プロテインで腹痛や下痢になる症状の原因と対策を徹底解説!

2022/10/02

プロテインを飲むと

「腹痛や下痢の症状が…」
「お腹が張って、胃が痛くなる…」

と悩んでいませんか?

プロテインを飲みたいけど飲めない!という方はとても多いです。

そこで今回は、そのような人でも飲めるようになる解決方法を解説していきます。

◆この記事でわかること!

  • プロテインで腹痛や下痢になってしまう原因
  • 下痢や腹痛にならないようなプロテインの選び方
  • 絶対に選んではいけないプロテイン

この記事を参考にしてプロテインを克服し、自分に合ったプロテインを飲むようにしましょう!

この記事を書いた人

林ケイスケ

uFit代表トレーナー

Youtubeチャンネル登録20万越え。自重トレーニングのメニューをはじめ、筋トレやダイエットの知識について執筆。フィットネスを通じて健康に目を向けてもらえるようトレーニング動画や記事を発信しています。

プロテインで腹痛や下痢になる原因と対策

プロテインで腹痛や下痢になる原因と対策

まずはプロテインを飲んで腹痛や下痢になる原因を解説していきます

当てはまることがないか、1つずつ確認していきましょう。

1.乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)

ホエイプロテインを飲んで腹痛を引き起こしたり、下痢や吐き気といった症状が出てしまう方に多い「乳糖不耐症」

乳糖不耐症とは、牛乳などの乳製品に含まれる「乳糖」を吸収できない、または吸収しずらい病気です。

牛乳を飲んでお腹がゴロゴロしたり、お腹が張る原因と考えていいでしょう。

乳糖不耐症の人が牛乳を原材料とするホエイプロテインやカゼインプロテインを飲むと、乳糖に対する免疫がないため下痢や腹痛になってしまいます。

【参考】乳糖不耐症とは(MSDマニュアル)

林ケイスケ

◆乳糖不耐症の対策!

ホエイ以外の原材料を使ったプロテインに変えてみるといいでしょう!ソイプロテインやピープロテインなどの原材料がおすすめです。

また、ホエイプロテインでもWPI製法の製品であれば、乳糖を取り除いたものなので改善できますよ!

*注意点:WPIプロテインにも微量ながら乳糖が含まれています。ほぼ完璧に乳頭を取り除いたプロテインを飲みたい方は、CFM製法とWPH製法のプロテインを選びましょう。ただし、2つの製法は価格が高く、種類も少ないというデメリットがあります。

2.プロテインを過剰摂取している

胃腸が弱い体質の方に多いですが、プロテインを一度に過剰摂取すると、吸収しきれなかったタンパク質が腸内にいる悪玉菌の餌となりお腹を下すことがあります。

結果的に悪玉菌を増やしてしまう原因となり、腸内環境が乱れて腹痛や下痢を引き起こすのです

また、プロテインを一気に飲み干さないように、少しずつ飲むようにすることも対策のひとつです。

プロテインは液体ですが噛んで飲むことで、口に含まれる唾液が分泌されて消化促進の効果があります。

【参考】腸内細菌と健康(e-ヘルスネット)

林ケイスケ

プロテインの用法用量は必ず守りましょう!

タンパク質の吸収できる量は個人差があるので、多量に摂取すれば良いというものではありません。

また、体内でいらないと判断された時点で吸収されることはなく、腸内環境を悪化させるだけなので一度に暴飲するのはやめておきましょう!

3.原材料が体に合わない

原材料が原因で、体に合わないという人はかなりいます。商品を購入する前には必ず、原材料を確認するようにしましょう。

実際に体に合わない原因となりやすい原材料は以下のものです。

◆体に合わない原因になりやすい原材料

  • ホエイ(牛乳由来の動物性タンパク質)
  • 大豆
  • カゼイン
  • 人工甘味料
  • 植物油脂
  • カラメル色素

プロテインに使われている原材料は他にもたくさんあります。

多岐にわたるので一概には言えませんが、プロテインを飲んで下痢を起こす場合、原材料に原因があると考えてみましょう。

また、プロテインは原価が高い商品なので、安さを売りにしているプロテインは注意が必要です。

一定の品質を担保している大手メーカーが販売しているプロテインを選ぶのがおすすめです

林ケイスケ

◆成分表に隠された闇

成分表は表示が省略されている場合があるので、特殊なアレルギーや病気を持っている場合は、直接メーカーに問い合わせることをオススメします。

何か起きてからでは遅いので、気になる方は問い合わせてみましょう!

絶対に選んではいけないプロテイン

日本だけではなく世界中がフィットネスブームとなっており、同時にプロテイン市場の広がっています。

ものすごい早さで生産量が増えているので原材料が不足して、価格が高騰している状況です。

そんな中、不自然に価格が安い商品もあります。

価格が安すぎる商品は安全性が低いので注意した方がいいでしょう。

原材料の表記はルールがありますが、品質の詳細までは明記されていません。

価格がめちゃくちゃ安かったとしても、信頼できない会社からは購入しない方が身のためです。

多少、価格が高くても信頼という目には見えないコストだと認識して選んでみてください!

まとめ

プロテインを飲んで下痢や腹痛になる原因と対策を紹介してきました。

プロテインは高たんぱく低カロリーで、筋トレをはじめダイエットや減量にも使える優れものです

一度腹痛になったからと辞めてしまうのではなく、原因を理解してプロテインを飲めるようになりましょう。

腹痛・下痢・胃痛・吐き気・お腹の張り・ガスが溜まるなどの原因は改善できる可能性が高いので、対策していきましょう!

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