「タンパク質を摂りながらダイエットをしたい…」
「ダイエットに適しているプロテインを知りたい…」
と考えている人はダイエットプロテインについて知ると効率よくダイエットできますよ!
ダイエットプロテインは、ダイエットしている人に向けて作られているので脂質や炭水化物の量が抑えられています。
今回は、そんなダイエットプロテインについてuFit代表トレーナーの林が解説します。
この記事でわかること!
- ダイエットプロテインってなに?
- ダイエットプロテインの選び方とポイント
- ダイエットに最適なプロテインの紹介
- 摂取するポイントと注意点
この記事を書いた人
uFit編集部
メディア編集者
uFit編集部では筋トレやダイエットについての記事を編集しています。皆さんの気になる商品や最新の情報を取り上げていきます。
監修者
林慧亮
uFit代表
Youtubeチャンネル「林慧亮」は登録30万越え。自重トレーニングのメニューをはじめ、筋トレやダイエットの知識について執筆。著書に学研から出版した「30日で体を変える 超効率的自重ワークアウトプログラム」がある。
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▼今回紹介するプロテインTOP10▼
※画像をクリックすると商品の解説にショートカットできます。ダイエットプロテインとは
ダイエットプロテインとはダイエットする人向けに作られていて、他のプロテインと比べ、カロリーや炭水化物・脂質が控えめなのが特徴です。
ダイエットプロテインの多くは、牛乳ベースのホエイプロテインと大豆ベースのソイプロテインが主流となっています。
ダイエットするから「ダイエットプロテイン」と書いてあるプロテインを飲まないといけない!ということではなく、以下のように分けて選ぶのもおすすめです!
ホエイプロテインとソイプロテインについてそれぞれの特徴から違いを理解して、プロテインを選ぶ基準にしましょう。
トレーニングしながらダイエットする人向けはホエイプロテイン
ホエイプロテインとは、牛乳ベースの動物性タンパク質。
トレーニングしながらダイエットする人にホエイプロテインがおすすめな理由は、早く吸収される点。
ホエイプロテインは、水に溶けやすいという特徴があります。
水に溶けやすい点から、早く消化吸収されるためトレーニングでダメージを受けた体を回復させ、コンディションを整えてくれますよ。
効率的にメリハリのある身体を作りたい場合は、トレーニングをしてホエイプロテインを飲むことをおすすめします!
トレーニングしないでダイエットする人向けはソイプロテイン
ソイプロテインとは、大豆ベースの植物性タンパク質。
トレーニングしないでダイエットする人にソイプロテインがおすすめな理由は、ゆっくり吸収される点。
ソイプロテインは、ホエイプロテインと比べて吸収速度がゆっくりなので腹持ちがよく、食事量を管理しながらダイエットしている人にはおすすめです。
空腹時にソイプロテインを飲むと、空腹に対するストレスを軽減するのでダイエットを継続して行えますよ!
ダイエットプロテインの選び方・ポイント
ダイエットプロテインの選び方について
の3つのポイントを解説します。1.1食あたりのPFCとカロリー
最近のプロテインははじめての人にも飲みやすいように甘いプロテインなどが発売されています。
甘いプロテインは、カロリーが高くて炭水化物・脂質が多い可能性が…
無駄なカロリーを摂らないために、下記を目安をもとにプロテインを選ぶことをおすすめします。1食あたりのプロテインの目安
- カロリー:120kcal以下
- タンパク質:18g以上
- 脂質:2g以下
- 炭水化物:5g以下
タンパク質20gだけでも、20g × 4kcal = 72kcalもあるので、脂質と炭水化物の量は控えめなものを選びましょう!
林ケイスケ
PFCとは、
- P:タンパク質 1gあたり4kcal
- F:脂質 1gあたり9kcal
- C:炭水化物 1gあたり4kcal
それぞれの頭文字を取った三大栄養素を表しています。
脂質は、1gあたり9kcalもあるので脂質の摂りすぎは、太る原因になるというわけです。2.価格
継続してプロテインを飲み続けるには、価格や買いやすさが関わってきます。
価格は、1食あたりいくらかかっているのか計算すると月でどのくらいのコストを払うのかを明確にできますよ。
例えば、ザバスのアスリート ウェイトダウンだと、945gで3,352円です。
45食分なので、3,352円 ÷ 45食 = 1食あたり74円。1日1回プロテインを飲むとすると、74円 × 31日 = 2,294円となりますね。
「自分が払い続けられる価格なのか」という点が選ぶポイントとなります!
また、買いやすさという点は以下の2点です。
- 近くのスーパーやドラッグストアで買えるのか
- ネットでしか買えないのか(日本または海外から発送なのか)
スーパーやドラッグストアで買える場合はすぐに手に入りますが、ネットの場合は注文してから届くまでに時間がかかります。
すぐ必要なのかどうかも考慮して選びましょう。
3.人工甘味料などの添加物の有無
ダイエットをする方の多くは、健康な体を維持したいという想いがあると思います。
健康な体を維持するには、カロリーが低くても人工甘味料や添加物が不使用で安心して飲めるものを選ぶべきです。
天然の甘味料であるステビアなどを使用しているプロテインを選ぶといいでしょう。
▼なぜ体に悪いのか詳しく知りたい方は以下の動画をご覧ください!
ダイエットにおすすめのプロテイン10選
ここからはダイエットプロテインをはじめ、ソイプロテインやホエイプロテインなどダイエットに最適なプロテインを10個に絞って紹介します。
▼今回紹介するプロテインTOP10▼
※画像をクリックすると商品の解説にショートカットできます。1. 明治「SAVAS PRO ウェイトダウン」
空腹感や体脂肪の蓄積を抑えるガルシニアエキスを配合しているダイエット用ソイプロテイン。
アスリート向けのプロテインとなっていますが、運動をしながらダイエットをする人にも最適なプロテインですよ!
チョコレート風味とヨーグルト風味があり、ヨーグルト風味はスッキリとしていて飲むヨーグルト感覚で飲めます。明治「SAVAS PRO ウェイトダウン」のここがいい!
- 国内製造だから安心
- ドラッグストアやスーパーでも買える
明治「SAVAS PRO ウェイトダウン」のここはちょっと…
- ごくごく飲めるように作られているため味が薄い
- タンパク質の量が足りない
1食あたりの値段 | 約81円 |
カロリー / 1食分 | 79kcal |
タンパク質 / 1食分 | 16.8g |
脂質 / 1食分 | 1g |
炭水化物 / 1食分 | 7g |
2. MARINESS「マリネスプロテイン」
ダイエット・美容に特化型のホエイプロテインとソイプロテインをブレンドしたダイエットプロテイン。
- 砂糖
- 人工甘味料
- 人工着色料
- 保存料
- グルテン
が不使用なので外面だけでなく内面的な健康も期待できるプロテインとなっています。
プロテインの独特な臭さなどが苦手な人でも飲みやすいプロテインです!MARINESS「マリネスプロテイン」のここがいい!
- カロリーと脂質が低い
- 味が豊富
- ドンキホーテやドラッグストアでも買える
MARINESS「マリネスプロテイン」のここはちょっと…
- たんぱく質量が少ない
- 1食あたりの値段が若干高め
1食あたりの値段 | 約193円 |
カロリー / 1食分 | 76kcal |
タンパク質 / 1食分 | 13.5g |
脂質 / 1食分 | 0.9g |
炭水化物 / 1食分 | 4.1g |
3. ULTORA 「ホエイダイエットプロテイン」
人工甘味料・人工着色料・保存料不使用のホエイプロテイン。
脂質や炭水化物が抑えられてたんぱく質の量が多いので、ダイエットプロテインに最適です。
人工甘味料などの添加物をさけてダイエットする人には最適な商品ですよ!
コンビニでお試し用が発売されているので、一度試してから1kgタイプを買ってみるのもいいかもしれません。
ULTORA「ホエイダイエットプロテイン」のここがいい!
- 人工甘味料などの添加物を使っていない
- 1食あたりの栄養成分が優秀
- 7種類のフレーバーがある
ULTORA「ホエイダイエットプロテイン」のここはちょっと…
- 1食あたりの値段が若干高め
- 水で割るとホエイプロテインの臭いが目立つ
1食あたりの値段 | 約167.7円 |
カロリー / 1食分 | 117kcal |
タンパク質 / 1食分 | 22.6g |
脂質 / 1食分 | 1.5g |
炭水化物 / 1食分 | 3.1g |
4. Optimum Nutrition 「ゴールドスタンダード 100% ホエイ プロテイン」
世界的にも有名な海外のホエイプロテイン。
脂質や炭水化物が抑えられてたんぱく質の量が多く、甘さが控えめなので運動後でも飲みやすいプロテインとなっています。
唯一、ドラッグストアやコストコで簡単に買えて、かつコスパが良い海外のプロテインです。Optimum Nutrition「ゴールドスタンダード 100% ホエイ プロテイン」のここがいい!
- 1食あたりの栄養成分が優秀
- 12種類のフレーバーがある
- ドンキホーテやドラッグストアでも買える
Optimum Nutrition「ゴールドスタンダード 100% ホエイ プロテイン」のここはちょっと…
- とろみが強い
- 1食あたりの値段が若干高い
1食あたりの値段 | 約175円 |
カロリー / 1食分 | 120kcal |
タンパク質 / 1食分 | 24g |
脂質 / 1食分 | 1g |
炭水化物 / 1食分 | 3g |
5. Kentai(健康体力研究所) 「ウェイトダウン ソイプロテイン」
甘さ控えめで溶けやすいソイプロテイン。
ソイプロテインは「溶けにくさ」が課題ですが、ウェイトダウンソイプロテインは溶けやすくダマになりづらいプロテインです。
タンパク質が若干足りないですが、カロリーや脂質が低くダイエット用のプロテインとしては適しています。
1食あたりの値段が63円で、プロテインにあまりお金をかけたくない人におすすめですよ!Kentai「ウェイトダウン ソイプロテイン」のここがいい!
- コスパが良い
- ダマにならない
Kentai「ウェイトダウン ソイプロテイン」のここはちょっと…
- タンパク質の量が足りない
- 人によっては薄く感じる
1食あたりの値段 | 約63円 |
カロリー / 1食分 | 75.8kcal |
タンパク質 / 1食分 | 14.6g |
脂質 / 1食分 | 1.2g |
炭水化物 / 1食分 | 2.4g |
6. タマチャンショップ「タンパクオトメ」
人工甘味料不使用の女性のために作られたホエイ&ソイプロテイン。
人工甘味料を使わない代わりに天然甘味料の「羅漢果」を使って、カロリーを55.95kcalまで抑えています。
値段が高めですが、ダイエット中に補えきれないビタミンや食物繊維だけでなく、美容に関する栄養素も含まれているので、女性にとって最適なプロテインです。
ソイプロテインも配合されているので腹持ちがよく、お菓子の代わりに飲むと空腹感を抑えられますよ。
タマチャンショップ「タンパクオトメ」のここがいい!
- 1食あたりの栄養成分が優秀
- 人工甘味料・保存料・着色料・香料不使用
タマチャンショップ「タンパクオトメ」のここはちょっと…
- 多少味が薄く感じる
- 男性にとってコスパが悪い
1食あたりの値段 | 約172円 |
カロリー / 1食分 | 55.95kcal |
タンパク質 / 1食分 | 11.1g |
脂質 / 1食分 | 0.54g |
炭水化物 / 1食分 | 1.7g |
7. LYFT「ホエイプロテイン アイソレート」
高たんぱく質でジュースのように飲みやすいホエイプロテイン。
脂質・炭水化物が抑えられていて1食あたり25.1gのたんぱく質を摂れるので、ダイエット向きです。
WPCのプロテインはミルク感のあるプロテインですが、WPIのプロテインはスッキリとしていてジュース感覚で飲めますよ!【参考】ホエイプロテインのWPCやWPIとは
LYFT「ホエイプロテイン アイソレート」のここがいい!
- 1食あたりの栄養成分が優秀
- 味のバリエーションが豊富
LYFT「ホエイプロテイン アイソレート」のここはちょっと…
- 1食あたりの値段が高い
- 公式サイトからしか買えない
1食あたりの値段 | 約216円 |
カロリー / 1食分 | 109kcal |
タンパク質 / 1食分 | 25.1g |
脂質 / 1食分 | 0.3g |
炭水化物 / 1食分 | 1.8g |
8. REVOPRO 「エッグホワイトプロテイン」
飲みやすく人工甘味料を使っていないエッグホワイトプロテイン。
エッグプロテインの「味」や「溶けにくさ」に関する問題を解決し、飲みやすさにこだわったプロテインです。
卵白を100%使用しているので、乳糖不耐症や大豆アレルギーの人でも気にせず飲めます。REVOPRO 「エッグホワイトプロテイン」のここがいい!
- 1食あたりの栄養成分が優秀
- 乳糖不耐症の人や大豆アレルギーの人でも飲める
REVOPRO 「エッグホワイトプロテイン」のここはちょっと…
- 1食あたりの値段が若干高い
- 泡立ちがある
1食あたりの値段 | 約165円 |
カロリー / 1食分 | 115kcal |
タンパク質 / 1食分 | 22.9g |
脂質 / 1食分 | 1.05g |
炭水化物 / 1食分 | 3.54g |
9. 武内製薬 「ザプロテイン」
日本製の低糖質&低脂質ホエイプロテイン。
1食あたりにタンパク質が22g入っており、脂質・炭水化物ともに抑えられているプロテインとなっています。
味の種類も豊富で飽きることなく飲めますよ。武内製薬 「ザプロテイン」のここがいい!
- 1食あたりの栄養成分が優秀
- 12種類のフレーバーがある
武内製薬 「ザプロテイン」のここはちょっと…
- ダマになることがある
- 独特の後味がある
1食あたりの値段 | 約104円 |
カロリー / 1食分 | 110kcal |
タンパク質 / 1食分 | 22.9g |
脂質 / 1食分 | 1.7g |
炭水化物 / 1食分 | 3g |
10. 森永製菓 ウイダー 「ウエイトダウンプロテイン」
減量をサポートするホエイプロテイン。
ウェイトダウンプロテインと謳っているプロテインですが、2食分飲んでもたんぱく質量が少なく、炭水化物が多いのが欠点です。
しかし、カロリーや脂質が抑えられているのでローファット(低脂質)ダイエットをしている人にはおすすめなプロテインですよ!森永製菓 ウイダー 「ウエイトダウンプロテイン」のここがいい!
- 低脂質
- 国内大手の食品企業が製造した安全性・信頼性がある
森永製菓 ウイダー 「ウエイトダウンプロテイン」のここはちょっと…
- 溶けにくく泡立ちがある
- コスパが良くない
1食あたりの値段 | 約122円 |
カロリー / 1食分 | 52kcal |
タンパク質 / 1食分 | 7.5g |
脂質 / 1食分 | 0.5~1.0g |
炭水化物 / 1食分 | 3.9g |
プロテインを飲むときのポイント・注意点
食事は基本的に「朝・昼・夜」の1日3食と決まっていますが、プロテインにも飲む量やタイミングがあります。
意識してプロテインを飲むと、プロテインの効果がアップしますよ!
飲むべきタイミングは、朝食時・運動後・就寝前
プロテインを飲むべきタイミングは、朝食時(又は、起床時)・運動後・就寝前が効果的です。
特に朝食時や運動後は、栄養が枯渇しているので消化吸収の早いホエイプロテインを飲むと効果が高まりますよ!
就寝前に吸収が遅いソイプロテインを飲むと、ゆっくり筋肉を回復させて成長を促してくれます。
しかし、寝る直前に飲むと胃への負担がかかるので、就寝する30分〜1時間前にプロテインを飲むようにしましょう。
林ケイスケ
3つの飲むべきタイミング以外にも、小腹が空いたときに飲むのもいいですよ。
特に、ソイプロテインなどの吸収が遅く腹持ちがいいプロテインがおすすめです。1日に摂ったほうが良いタンパク質の量は人それぞれ
人が1日に摂ったほうがいいタンパク質の量は、トレーニング内容や体重によって異なりますが、最低でも体重×1gを摂る必要があります。
ボディメイクをしている方やスポーツを盛んに行っている方は、タンパク質を体重×2g 摂るのがおすすめ。
ダイエットにとって重要なのは、食事なのでプロテインを優先して飲むことは良くありません。
したがって、プロテインは「体重×1g(または体重×2g)ー 食事で摂るタンパク質」で残った量を補うようにしましょう!
プロテインの割り方に気を付ける
プロテインを牛乳や豆乳で割ると、水よりも飲みやすいですよね。
ただし、トレーニング後などのプロテイン摂取では、ホエイプロテインを牛乳で割ると効果が薄まってしまいます。
ホエイプロテインを牛乳で割ることで体内での吸収が遅くなり、トレーニング後は素早く吸収できません。
プロテインを牛乳で割る時は、就寝前か間食時にすると効果的です!
【参考】ダイエットでプロテインを飲むタイミング・効果的なプロテイン活用法を解説
【参考】プロテインを飲むと副作用がある?
まとめ
ダイエットプロテインについて、おすすめのプロテインや摂取するときのポイントについて紹介してきました。
ダイエットにプロテインを取り入れるのは良いことですが、基本は食事からたんぱく質を摂るのが重要になってきます。
プロテインはあくまでも足りない分を補うものなので、過剰摂取せずに身体を絞っていきましょう!▼今回紹介したプロテインTOP10▼
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