自宅トレーニングでも腹筋を効率よく鍛えるための器具を紹介します。
自重トレーニングも良いですが、筋トレをサポートしてくれる器具があれば効率は倍増!
しかし腹筋トレーニングの器具は種類が多すぎて、何を選べばいいか迷いますよね。
この記事では、
- 腹筋を構成する筋肉の基礎知識
- 腹筋を鍛える器具の種類
- 種類ごとのおすすめランキング
を紹介。求めるレベルに応じてどんな器具を選べばいいかを、分かりやすく解説します!
この記事を書いた人
uFit編集部
メディア編集者
uFit編集部では筋トレやダイエットについての記事を編集しています。皆さんの気になる商品や最新の情報を取り上げていきます。
監修者
林慧亮
uFit代表
Youtubeチャンネル「林慧亮」は登録30万越え。自重トレーニングのメニューをはじめ、筋トレやダイエットの知識について執筆。著書に学研から出版した「30日で体を変える 超効率的自重ワークアウトプログラム」がある。
自分にあった器具選びに欠かせない知識「腹筋の部位」
腹筋を鍛える器具を紹介する前に、まずは基礎知識として「腹筋」について知っておきましょう。
厳密には「腹筋」という筋肉は存在せず、これは腹部の筋肉群を総称する言葉です。
腹筋を鍛える上で最低限知っておくべき筋肉は、次の3つがあります。
腹直筋
腹直筋はお腹の中央部に位置し、胴体の屈曲に関わる筋肉です。
お腹の表面を広く覆っている筋肉で、腱画という組織によって6つ(人によっては8つ)に分かれており、いわゆる「シックスパック」を構成する筋肉。
腹筋を鍛えると言えばまず最初に鍛えるべき筋肉で、腹筋の中では最も重要な位置づけです。
【参考】シックスパックに割れた腹直筋を作る筋トレメニュー15選!
腹斜筋
腹斜筋は腹直筋の両サイドに左右対称に位置し、脇腹の部分の筋肉です。
胴体の回旋や側屈に関わる筋肉で、あらゆるスポーツにおいて体をひねる力やボディバランスに関わる重要な筋肉。
腹斜筋が肥大すると脇腹から股間にかけて「Vライン」が浮かび上がり、セクシーな腹筋を作ることができます。
腹横筋
腹横筋はお腹の内部で内蔵を支えているインナーマッスルで、コルセットのように腹部全体を囲んでいます。
腹直筋や腹斜筋と違って、インナーマッスルである腹横筋は外側からは見えません。
しかし内蔵を正しい位置で支えるという重要な役割をしており、腹横筋が衰えると下腹部がポッコリしてだらしない体型になってしまいます。
腹横筋を鍛えると腹圧が高まり、他のトレーニングの際に力を入れやすくなるメリットがあります。
【参考】引き締まったお腹を作る腹横筋の筋トレメニュー10選!
腹筋を鍛える器具の種類
今回紹介する腹筋を鍛える器具について、簡単に紹介していきます。
腹筋を鍛える器具といっても沢山ありますが、大きく分ければ次の5つに分類できます。
1.腹筋ローラー
腹筋ローラーは床を転がすローラーで、腹筋が体幹を屈曲させる力によってローラーを前後に転がす器具です。
小さくて場所を問わないのに腹筋を強い負荷で鍛えられるのが特徴。
膝をついて行ったり、立って行ったりとレベルに合わせて使い方にバリエーションがあるので、初心者から上級者まで鍛えられます。
- 鍛えられる部位:腹直筋・腹横筋
- 平均予算:1,500円
- おすすめの人:腹筋を強く鍛えてバキバキに割りたい人
2.ベルト・パッド
ベルト・パッドは腹筋に巻きつけて電気信号によって筋肉を収縮させる、いわゆる「EMS」と呼ばれるマシンです。
筋肉を動かす脳からの電気信号を外部から再現し、強制的に筋肉を収縮させることで刺激を与えて成長させます。
価格は高いですがきつい筋トレが必要ないというメリットがあり、筋トレの時間が取れない人や運動が苦手な人におすすめです。
- 鍛えられる部位:腹直筋・腹斜筋・腹横筋
- 平均予算:30,000円
- おすすめの人:筋トレの時間が取れない人、運動が苦手な人
3.バランスボール
バランスボールは空気で膨らむシンプルなゴムボールで、体幹を鍛える器具の定番商品です。
ボールの上が不安定なため、体勢を安定させるために腹筋の細かいインナーマッスルまで強く刺激して鍛えられます。
大きいボールは部屋の中で存在感があり置き場所に工夫が必要ですが、ボールを椅子代わりにして常に腹筋を鍛えるなど生活の中に取り入れやすい器具という特徴もあります。
- 鍛えられる部位:腹直筋・腹斜筋・腹横筋
- 平均予算:2,000円
- おすすめの人:運動不足を解消したい人
4.シットアップベンチ
シットアップベンチは角度を付けられるトレーニング専用のベンチで、自重での腹筋トレーニングをレベルアップしてくれる器具です。
ベンチに角度を付けてパッドに足を引っ掛ければ、水平な床で行うよりも強い強度で腹筋トレーニングができます。
ベンチはダンベルトレーニングにも活用できるため、ダンベルをお持ちであれば筋トレのバリエーションを大幅に広げてくれます。
既に自重腹筋に取り組んでいて、強度が足りなくなってしまった中級者以上の人におすすめですね。
- 鍛えられる部位:腹直筋・腹斜筋・腹横筋
- 平均予算:10,000円
- おすすめの人:既に腹筋トレーニングに長く取り組んでいる人
5.マシン
腹筋を鍛えるためだけに開発された専用のマシンも、近年では多く発売されています。
筋肉やトレーニングについて特別な知識がなくても、マシンのマニュアル通りに身体を動かすだけで効率よく筋肉が鍛えられるのが大きなメリット。
マシンによっては自重腹筋よりも負荷を軽く調整できるので、トレーニング初心者や女性にもおすすめです。
- 鍛えられる部位:腹直筋・腹斜筋・腹横筋
- 平均予算:10,000円
- おすすめの人:トレーニング初心者の人
腹筋を鍛えるおすすめ器具|腹筋ローラー編
初心者から上級者まで使える、腹筋ローラーのおすすめトップ3を紹介します。コスパ、機能性などから間違いない3つを選びました。
1.Soomloom「アブホイール」
Soomloomの「アブホイール」は最高レベルの静音性が特徴です。
ローラー部にポリウレタン素材を使用して音の少ない構造になっており、マンションで階下のへ騒音が気になる方にもおすすめです。
ホイールは2枚で幅が広く、様々使い方で腹筋を鍛えられます。
価格も1,070円で膝サポーターまでついてくるため、コストパフォーマンスも非常に優れています。
価格 | 1,070円 |
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ホイールの直径/枚数 | 15cm/2枚 |
付属品 | 膝サポーターマット |
耐荷重 | 200kg |
2.Body Sculpture(ボディスカルプチャー) 「アブローラー」
Body Sculptureの「アブローラー」は、とにかく低価格のものが欲しいという方におすすめです。
組み立て式のため持ち運びも便利で、自宅以外でも使えます!
人間工学に基づいたグリップ部分が握りやすくて、機能面でも快適に使用できます。
値段の割にはしっかりしていて、口コミでの評価も高いアイテムです。
値段の割にはしっかりしていてリピーターが多い腹筋ローラーです。
価格 | 980円 |
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ホイールの直径/枚数 | 1枚 |
付属品 | 膝あてマット |
耐荷重 | - |
3.NAKO「エクササイズローラー」
NAKO「エクササイズローラー」は、珍しいアシスト機能のついた腹筋ローラーです。
アシスト機能が動作を補助してくれることで、初心者でもフォームが崩れにくく、腰を痛めるリスクを減らしてトレーニングを行えます。
またローラー部分は耐久性の高い高品質ゴムを使用しており、床を傷付ける心配もなく安心です。
価格は他より高くなっていますがそれだけの価値があり、初心者から上級者になるまで長期間使える腹筋ローラーですね。
価格 | 2,380円 |
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ホイールの直径/枚数 | 16cm/1枚(幅16cm) |
付属品 | 膝マット |
耐荷重 | 200kg |
【参考】【2020年最新】おすすめの腹筋ローラー10選!アブローラーの効果的な使い方も紹介
腹筋を鍛えるおすすめ器具|ベルト・パッドタイプ編
EMSで腹筋を鍛えるベルトのおすすめトップ3を紹介します。
テレビCMでもよく目にする大手メーカーから安価なものまでありますが、しっかり安全性の確保されている商品を3つ選びました。
1.MTG SIXPAD 「アブズフィット2」
MTGの「SIXPAD アブスフィット2」はEMSブームの火付け役であり、最も有名なEMSベルトです。
40年以上にわたり京都大学でEMSトレーニングの研究を行なってきた成果を踏まえ、最先端技術を用いた腹筋トレーニングアイテムと言えます。
薄さはたった3mmで衣服の下に付けても全く違和感がなく、トレーニングの時間が無くても通勤中や仕事中に腹筋を刺激できるのが最大のメリットです。
アプリとの連携機能もあり、スイッチのオンオフやトレーニングメニューの管理など、充実した機能を持っているのが特徴です。
価格 | 28,380円 |
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サイズ | 長さ約100cm×幅約12cm |
重量 | 約90g |
2.MYTREX EMS HEAT STRETCH
「MYTREX EMS HEAT STRETCH 」はEMSに加えて、珍しい温熱機能も搭載しています。
筋肉を鍛えるだけでなく、3段階に調節できる温熱システムで腰の疲れや痛みじんわりと和らげる働きも期待できるのです。
電池式ではなくUSB充電式で、専用リモコン操作にも対応するなど使い勝手も抜群。
約360gの軽量で、女性でも無理なく使用できる仕様になっています。
デスクワークや家事で腰に疲れが貯まっている方には、腰痛の改善と予防のW効果が期待できますね。
価格 | 13,800円 |
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サイズ | 幅約119cm×縦約12cm |
重量 | 約360g |
3.もてケア EMS運動器
「もてケアEMS運動器」は日立製作所が開発したEMSベルトです。
電極の範囲が他社製品より広く、腹筋の広範囲を一度に鍛えられるのが特徴。
15ステップのもてケアシリーズオリジナルプログラムで、バラエティに富んだ刺激を体感できます。
表層筋から深層筋に至るまでの広範囲の筋肉を収縮させるため、低周波の刺激が用いられており、効率的な運動を可能にしています。
医療現場でリハビリ目的でも使われることもあり、信頼性の高いEMSベルトです。
価格 | 9,774円 |
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サイズ | 幅約22cm×長さ約31cm |
重量 | 約68g |
【参考】EMS腹筋ベルトのおすすめランキング!効率よく腹筋を割るアイテムを徹底比較
腹筋を鍛えるおすすめ器具|バランスボール編
日常の中で腹筋を鍛えられるバランスボールのおすすめトップ3を紹介します。バランスボールなんてどれも同じと思いきや、細かく見てみると意外と使いやすさに差があります。
コスパや機能の面から、おすすめの3つを選びました。
1.Trideerバランスボール
「Trideerのバランスボール」は価格、機能性の面から間違いなくおすすできるバランスボールです。
表面に滑り防止加工とバルブのアンチバースト加工がされており、使いやすさは抜群で耐荷重も安心の500kg。
またフットポンプが付属されているので、膨らませるのも苦労しません。
安価ながら購入から1年間のメンテナンス保証がついており、アフターサービスも充実しています!
耐荷重 | 500kg |
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付属品 | フットポンプ |
タイプ | アンチバースト |
サイズ | 45cm・55cm・65cm・75cm |
価格 | 1,780円 |
2.amugis バランスボール
「amugis」は元々フィットネスジムであり、長年の経験を踏まえてこちらのバランスボールを自社開発しました。
フィットネスジムが改良を重ねて使いやすさにこだわっており、滑り止めや表面加工など安価な製品とは一味違います。
他にはないモカ調のおしゃれなカラーを中心に、6種類のカラーを展開しているのも特徴です!
耐荷重 | 500kg |
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付属品 | フットポンプ |
タイプ | アンチバースト |
サイズ | 65cm |
価格 | 2,480円 |
3.PROMICバランスボール
「PROMIC」は安価で初心者にもおすすめなバランスボールです。
表面は艶消しでマットな質感であり、滑り止め効果は抜群。
最大で500kgの荷重に耐えることができ、サイズは5種類、カラーバリエーションは8色もあり、好みのボールを選ぶ楽しさもありますね。
耐荷重 | 500kg |
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付属品 | フットポンプ |
タイプ | アンチバースト |
サイズ | 45cm・55cm・65cm・75cm・85cm |
価格 | 1,990円 |
腹筋を鍛えるおすすめ器具|ベンチ編
腹筋だけでなくダンベルトレーニングにも使えるベンチのおすすめトップ3を紹介します。機能や頑丈さを求めればキリがありませんが、まず腹筋のための傾斜が付けられることを基準に3つのおすすめ製品を選びました。
1.Fitmate「多機能ダンベルベンチ」
Fitmate「多機能ダンベルベンチ」は耐荷重400kgでありながら、軽量で一般家庭にも向いているベンチです。
1万円以下の価格帯にしては使用している鋼材が分厚く、ガタツキも少なく高負荷トレーニングでも安心して使えます。
背もたれ部分は21段階に調節が可能で、腹筋を含めた幅広いトレーニングが可能。
収納時にはコンパクトに折りたたむことができ、非常に機能性の高いベンチです。
価格 | 8,980円 |
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大きさ/ベンチの幅 | 縦139cm×横43cm×高さ123cm/25~29cm |
タイプ | アジャスタブル |
折り畳み機能 | 有 |
耐荷重 | 400kg |
2.YouTen(ユーテン)「マルチシットアップベンチ」
YouTenの「マルチシットアップベンチ」は、腹筋に特化して5,580円という安価を実現したベンチです。
安価ですが耐荷重300kgで購入後180日間の保証がついており、安心してトレーニングができます。
フラットベンチにもなるため、幅広いトレーニングに利用できますね。
価格 | 5,580円 |
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大きさ/ベンチの幅 | 縦117.5cm×横49cm×高さ78.5cm/27cm |
タイプ | フラットベンチ |
折り畳み機能 | 有 |
耐荷重 | 300kg |
3.MOJEER「マルチシットアップベンチ」
MOJEERの「マルチシットアップベンチ」は6,999円の安価でありながら、最も多様なトレーニングに対応したマルチベンチです。
腹筋はもちろん背筋やブリーチャーカールにも使用でき、ダンベルと組み合わせれば非常に多様なトレーニングが可能です。
太いパイプで頑丈な作りになっており、耐荷重は350kgと充分。
スタイリッシュなフォルムも人気の秘訣ですね。
価格 | 6,999円 |
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大きさ/ベンチの幅 | 縦130cm×横42cm×高さ102cm/-cm |
タイプ | アジャスタブル |
折り畳み機能 | 有 |
耐荷重 | 350kg |
腹筋を鍛えるおすすめ器具|マシン編
腹筋を鍛える専用マシンのおすすめトップ3を紹介します。
通販番組でよく見られるマシンですが、初心者でも無理なく効果的なトレーニングができるマシンを3つ選びました。
1.Shop Japan「ワンダーコア スマート」
Shop Japan「ワンダーコア スマート」は大ヒットした初心者用腹筋マシンです。
本来のワンダーコアに比べてサイズがコンパクトで、部屋の中でも置き場所に困りません。
自重での腹筋ができない方でもサポートを使って回数をこなせるため、特に初心者の方におすすめ。
腹筋以外にも背筋・ヒップアップ・二の腕トレーニングなどにも使えます。
価格 | 10,989円 |
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サイズ | 幅55cm×高さ38cm×奥行52cm |
重量 | 約6kg |
2.Shop Japan「ワンダーコア」
Shop Japan「ワンダーコア」は最も売れた腹筋マシンといっても過言では無いでしょう。
特に自重での腹筋ができない初心者や高齢者に人気で、5種類以上の様々な腹筋トレーニングに使えます。
椅子の状態では大きく見えますが、収納時はコンパクトに折りたたむことも可能です。
価格 | 15,180円 |
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サイズ | 幅101cm×高さ73cm×奥行52cm |
重量 | 約11kg |
3.Shop Japan 「アブクラッシャー」
Shop Japan 「アブクラッシャー」は非常に強力な腹筋トレーニングマシンです。
ワンダーコアよりはるかに強度が高く、3段階の一番上ではアスリートレベルのトレーニングにも使えます。
できるトレーニングは少ないですが、シンプルだからこそ強烈!特にポッコリが気になる下腹部に効きやすく、全世界で190万台を突破する大ヒットとなっています。
今までの筋トレが物足りなく、腹筋をバキバキに割りたい方におすすめです。
価格 | 16,280円 |
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サイズ | 約幅545mm×高さ855mm×奥行1020mm |
重量 | 約10.5kg |
まとめ
腹筋を鍛える器具についてまとめて紹介してきました。
割れた腹筋は人目につきやすく、誰もが憧れるモテボディの象徴であることから、様々な筋トレ器具が発売されています。
自分のトレーニングスタイルに合った器具を選び、効率よくシックスパックを手に入れましょう!
【参考】腹筋は毎日鍛えても大丈夫!?